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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

クリロナに憧れて、腹筋をやりすぎてしまった脱腸になった話 48/100

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けがとか病気ってどうしてなるのか、どんな人がなるのか、とても気になります。そんなお話になればついついあれやこれやと聞いてしまします。

今回はクリロナのCMでおなじみだったあの商品(の類似品)を使いすぎて手術をする羽目になってしまったお話です。最初にネタバレすると、正常範囲内で使いましょうねという話です。健康機器をディする話ではありませんよ。

 

脱腸になったお客さんの体験談です

 

(タイトルは一部脚色しています*1

先日、鼠径(そけい)ヘルニア=脱腸になったことがあるという昔話をされてた方がいました。周りに脱腸の経験がいる方が何人かいます。せっかくなので、その共通項を探りたいと思い、話を聞いてみました。その前に、

鼠径ヘルニア(脱腸)ってなに

ヘルニアとは飛び出る・突出するという意味があります。腰椎ヘルニアとは背骨のクッションの椎間板からゼリー状物質が飛び出てくる病態を指します。

今回の鼠径ヘルニアとは、鼠径部の筋膜の薄いところから腸などが飛び出てくる病気です。腸があるべきところから脱出してくるから「脱腸(だっちょう)」とも呼ばれています。よくなる年齢層は4歳までの乳幼児もしくは中高年に多い病気で年間15万人も手術を受けているらしいです。飛び出てくる場所も3つあるそうです。管の通り道だったり、筋膜の弱いところだったりが3か所あるということなんでしょう。

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そけいヘルニアノートから引用

脱腸になるとこんな感じだそうです

ビートたけしの「コマネチ!」ラインに鼠径靭帯ががあります。その上に2か所、下に1か所脱腸ポイントがあります。鼠径靭帯付近に、なんか飛び出てるものがあって、さわったら柔らかかったり、中にへっこうんだり、たまに硬くなったりするそうです。

今一度「コマネチ!」ラインを確認しておきましょう。

youtu.be

 

コマネチラインの下側から脱腸すると、とくにやばいので早めに病院に相談したほうがいいそうです。診療科は外科だと思います。

 

鼠経ヘルニアになりやすい人

引用元サイトはものすごくよくまとめられています。そのサイトによると、よくなりやすいと言われている人は、以下の特徴のある方だそうです。

  • 重たいものを持ち上げる、立ち仕事の多い人
  • 便秘症や前立腺肥大の方
  • よく咳をする人
  • 肥満や多産もしくは出産後の方
  • 禁煙する方

お腹に力が入る(いきむ)人に多い特徴がありますね。

www.hernia.jp

お客さんはなぜ脱腸になった?

お客さんに脱腸になったなりそめやら症状などを根掘り葉掘り聞いてみました。お客さんは今では50代前後ですが、なった頃は20代後半だったそうです。10代から30代は件数としては少ない年頃です。なぜなったのかが気になるところです。直接関連がなくもないよ、と言われたのが皆さんの知るあの健康器具。

 

EMS腹筋ベルト

 

EMSとは、Electrical Muscle Stimulation(電気筋肉刺激)の略称。電気を流して強制的に筋肉を収縮させて、腹筋を鍛えようという機械です。運動しなくても勝手に運動できるズボラさんにはたまらない商品です。

今では腹筋だけではなく、足の裏やふくらはぎを鍛えるプレートタイプのものや、脚や腕などパッドで貼り付けるタイプものがあります。

運動不足の方で多いのは、腹筋の力の入れ方がわからないよ、という方。これらの機械は無理やり筋肉を収縮させるので、使わなくて弱まった筋肉を鍛えるだけではなく、肌肉の収縮している感覚を覚えることによって、そのうちに力の入れ方がわかるようになるというメリットもあるように思います。以前クリロナがCMをしていたSIX PADは高級な商品も多いですが、数十年前に流行ったアブトロニックの方は、アマゾンでお安く売られていたりします。

筋トレ大好きな方からすれば邪道なものですが、初心者にはきっかけづくりとしてはいいともいます。

注意!常識の範囲内で使おう!

話を戻すと、私のお客さんはなぜ脱腸になったのでしょうか?

それは簡単です。最大出力で長時間行ったから脱腸になったのです。

説明書に書かれているレベルで運動を行ったり、または常識の範囲内で運動を行っていればそのリスクは少ないと思います。

 

何事においても、やりすぎは禁物ですね。

 

鼠経ヘルニアの応急処置に (鼠径ヘルニアサポーター)脱腸帯

ヘルニアを押し込んで症状を軽減する脱腸帯といわれるサポーターが販売されています。これは治療ではありません。一時しのぎのサポーターなのでお医者さんに掛かってくださいね。

 

 

 

アブトロニック・SIX Padはこちらから

 

 

 

 

 

 

 

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*1:お客さんが脱腸になった当時は、クリロナは生まれていない時期です。