43号線を西へ東へ

フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

電車の中に鳩がいた話と電車の緊急停車時のプロトコル

このブログはプロモーションリンクを含むときがあります


普段いるはずのないものがあると驚きます。

今日は電車車内に鳩🐦がいました。外は寒いので風除けに入ってきたのか、それとも遠出したかったのか?

いつ入ってきたのでしょう、車内のシートの隙間ををてくてく歩いていきます。

鳥インフルの心配は否定できませんが、特に害はないだろうと思っていたところ、車内アナウンスが。

「非常ボタンが押されたので、列車は緊急停車いたします」

「安全な場所に停車いたします。急ブレーキをかける場合があります、ご注意ください」

『まさか、鳩で緊急ボタンか?』

と思ったらその通りでした。

押した人にとっては鳩が車内にいることは一大事だったのでしょう。秒単位のスケジュールで運行されている列車が30秒遅れることで、周りの列車にもかなりの影響を及ぼすということがわかっている私にはできない行動だなと思いました。

ただ、今回比較的近くで非常停止ボタンが押されたことで、車掌さんや運転士さんの行動マニュアルを体験できたのは良い経験でした。

非常ボタンを押してからの対応は以下の通りでした。

  1. 状況確認は電車を停車させてから
  2. 橋の上では電車を停車させない
  3. 前方の車両だと運転士が対応する

現場を見ていて思ったのは次の通りです。

列車走行中でも状況の聞き取りはできるのじゃないかなと思いました。一度に二つの事はさせないとかの危機対応のポリシーがあるのかもしれません。

停車位置が次の駅まで700mだったので、駅構内に入った方が何かと対応しやすいのではないかとも思いますが、いろんな事情があるのでしょうね。

ものの数分で鳩は運転席のドアから飛び立ち、事件は解決しました。2〜3分は時間のロスはあったかと思いますが、目的地に着く頃には定刻通りでした。