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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

大阪市港区の桜並木がすっかりなくなっていた

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磯路三丁目の桜並木を訪問してきました。すっかり桜は無くなっていました。

最盛期は800mにわたって続く桜の名所でした。年月が経つうちに、根が張って歩道はボコボコになり、虫がついて木が弱り、住民も高齢化しました。

残念ながら老朽化による伐採です。昨年のブログ記事にもあげました。資料をいくつか引用した記事です。桜並木の歴史にご興味のある方は是非ご一読ください。

去年は半数の桜の木が残っていたのですが、今年は二本を残こるのみで、残りの桜の木は伐採されていました。

夜に「元」桜並木の近くを通ったので、伐採されてどのように変化したのか、確認のために散歩してきました。

レンガの歩道に所々ある黒いアスファルト。ここが、桜の木が植わっていた場所です。

あの桜満開の華やかさを知るだけに、ひっそりとした普通の街になっていました。黒いアスファルトの分だけ余計に寂しく感じます。

伐採される前の2023年に撮影。南側の磯路三丁目の桜通り

昨年は半数に減っていたものの、夜でも別れを惜しむ見物客がいました。今年はこれでも大阪市内か、と疑いたくなるぐらいひっそりとしていました。

南から北に向かうと、業務スーパーの少し手前のところに、2本だけ桜が残っていました。

まだ五分咲きでしたが思いがけず楽しむことができて嬉しかったです。

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karariさん (id:monowatamesi)のブログでも桜の伐採の話題が取り上げられていました。カミキリムシが悪さをしているのだとか。

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また、昨年は京都の産寧坂で桜の木が自然倒木する事件がありました。樹齢が5〜60年の桜は、予防的に伐採するのは必要なことなのだと思い知らされました。

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せっかくの桜並木ですから、続けてほしかったですが、私は住民ではありませんので、無責任な発言になってしまいます。

維持継続するのは大変だったのでしょう。

桜の維持管理費等が捻出できて、その地域住民がさらに潤う仕組みができれば続けれたかもしれません。

通り抜け料金の徴収や桜の木の下に茶屋をつくるなど、インバウンド客から吸い上げれば、、、町内会で揉めそうですね。