行ってきました、大阪・関西万博。
1970万博以降生まれの私にとっては初めての万博でした。万博って何がおもろいのかわからないと思っていた一人ですが、行ってみて良かったです。おもしろかったです。
ひと言で言うと万博とは「国が集まってやる文化祭」でした。クラス展示がパビリオン、イベント会場ではライブがやっている。値段は高いが屋台もある。
9時半から並んで9時過ぎには入場、あちらこちらをぶらぶらとしながら、20時前まで滞在しました。
12カ国のパビリオンをめぐり、2つの乗り物に乗り、1つの企業パビリオンを訪問して、2つのイベントを鑑賞しました。
振り返ってみます。
- 0:パーソナルモビリティ、ダイハツ「e-SNEAKER」
- 1:サステナドーム
- 2:インド館(バラート)
- 3:オーストラリア(事前予約)
- 4:インドネシア
- 5: サウジアラビア
- 6: スペイン
- 7: モナコ公国
- 8:ブラスバンド
- 9:セブンイレブン
- 10:eMover(電気自動車)
- 11:ブラジル
- 12:オーストリア
- 13: シャインハット
- 14:アラブ首長国連邦(UAE)
- 15:ロボット&モビリティステーション
- 16:マレーシア
- 17:大屋根リング
- 一日どれだけ歩いたか?
- まとめ
時系列に沿って振り返っています。
後からパーソナルモビリティを振り返ったので、0番スタートになっています。
0:パーソナルモビリティ、ダイハツ「e-SNEAKER」
足の具合の悪い家族と行きましたので、少しでも負担を軽減させようということで、西ゲートの入ってすぐ目の前のパーソナルモビリティ受付センターに行きました。
電動車椅子ではないので、パビリオンの中に入ることはできませんが、広い万博会場の移動の一部分でも座って移動できれば楽しみも増えます。
借り方
当日に現地で申し込み、抽選後利用します。事前予約はできません。
障害者手帳やヘルプマークの提示はありませんが、体力に自信のない方が優先されます。健常な方が抽選とのことです。
そして借りる前に事前に説明会があります。操作方法や駐車スペースの説明など。説明会は一時間おきにあり、1度の申し込みで四時間借りることができます。
また、雨予報の時は貸し出し中止になります。
借りた当日のことですが、一度返却してから、空いてるならもう一度借りようと思いましたが、夕方から雨のために借りることができませんでした。
おしゃれなシルバーカーです。タイヤ部分がミャクミャクの目になっています。
最高時速4キロで自動ブレーキ付き、かなり遅いです。ただ、午前中は快適に動き回ることができました。
土日で人が縦横無尽に突っ込んでくるので、パーソナルモビリティすれすれに通ろうとする方が多いので、自動ブレーキの連続でかっくん・かっくんと車体が揺れて、なかなか進めません。混雑した場所では快適とは言いがたいですね。
12カ所のバーキングエリアが設定されている
パーソナルモビリティは気軽に駐輪および乗り捨てはできません。
- 返却は元のセンターに返す(西ゲートで借りたら西ゲートに返す)
- 駐輪は決められたパーキングエリアに
- 通行可能エリアも決められています
1:サステナドーム
パーソナルモビリティの説明会の間に、一番近いパビリオン、「サステナドーム」をのぞいてみました。


パビリオン内にお水ありました!
行列ができると噂の無料給水器、こちらのパビリオン内にありました。
鹿島建設株式会社提供の小学生から高校生向けのパビリオンでしたが、タッチパネルの環境に関する問題は勉強になりました。
2:インド館(バラート)
大阪・関西万博が開幕しても、まだオープンしていなかったパビリオンの一つインド館です。
私的には一番おもしろかったかも。あなたもインド人になれるというAIカメラ置いてあって、みんなで盛り上がりました。
館の前で「バラート、バラート、予約要らないよ!」と呼び込みをしていましたが、インドのことだったのですね。
ざっくり言えば、インドとは英国に着けられた名前、そしてバラートとはインドの公用語であるヒンディー語やサンスクリット語での国名です。
今日からバラート(インド)と呼ぶことにしようと思いました。


3:オーストラリア(事前予約)
自然との調和をテーマにした展示でした。


4:インドネシア
外観の写真を撮るのを真すれました。
ウェルカムドリンク付きでした!インドネシアコーヒーです。

5: サウジアラビア
展示室に入る前のステージで、サウジアラビアコーヒーの解説があります。4つのコップで一杯ずつホストがゲストに振る舞うしきたりがあり、それぞれに意味があるのだとか。
ものすごく堀の深いサウジアラビアの男性と女性の話を聞きながら、石田三成の「三杯の茶」を思い出しました。


6: スペイン
海洋国家スペインの歴史、産業を紹介する展示、スペインの色鮮やかな景色を切り取ったたくさんのポストカードの展示がありました。
サッカーの印象が強いスペインですが、そう言えばポルトガルとともに天下をとった国でしたね。



7: モナコ公国
スクリーンの画像がインタラクティブに変化する仕掛けがありました。
8:ブラスバンド


ステージで大学生の演奏を聞きました。音の圧がスゴイ。太鼓隊はくいだおれ太郎のコスチュームで大阪・関西万博を盛り上げておられました。何と言っても演者のみなさんの笑顔。楽しめました。
夢洲に到着した時、大屋根リングの上で大勢の人が歩いていたのですが、なんとギネスに挑戦していたんだとか。最後に認定証とともに記念撮影していました。
9:セブンイレブン
普段のセブンイレブンではみないカラーリングのおにぎりが売っていました。華やかでいいですね。万博エリア内ですが、値段もほぼ変わらず。


10:eMover(電気自動車)
EVバスに乗りました。
西ゲートから一部大屋根リングの下を通って東ゲートへ向かう、時計と反対周りに運行されるバスです。
地面に埋設されたコイルから充電されるので、充電の手間いらずなんだとか。
東ゲートから西ゲートへ行く場合は、西ゲート近くまではいきますが、かなり歩く必要があります。完全な周回はできないので、使い勝手は悪いです。
窓は日差しを遮るためかメッシュ状のシートが貼ってあるので、写真を撮るには向いていないです。


全部が自動運転のバスかと思ったら、普通に運転手さんが運転していました。自動運転は全席指定の予約制で走行時間が限られているようです。
eMoverが走るのは公道ではないし、人が歩く道でもないので、自動運転にすればいいのにと思いますが、事故が起きたらやかましい国なので仕方がないのでしょうね。
11:ブラジル
入ってすぐの展示は、抽象的すぎてよく分かりませんでした。 奥に行くとフェイスペイント体験ができます。子供達が楽しそうでしたが、おじさんには敷居が高いものでした。
12:オーストリア
日本とオーストリアの関連の映像が自動演奏の伴奏とともに流されます。すごく興味深い映像だったのに。切り替わるのが速すぎて見れないのが残念でした。
バラート(インド)館にあったようなタブレットで写真を撮るような体験コーナーがありましたが、混んでたので、また次回のお楽しみにとっておき、早々に退散しました。


オーストリア館の展望台
隣のスイス館、そして大屋根リング方向を見ることができます。
オーストリア館のカフェ
食材調達の問題か、食事の用意はできないみたいなので、甘いものをいただきました。
13: シャインハット
大阪文化祭というイベントを見てきました。ダンスと音楽のイベントです。
一気に文化祭感が増してきました。
他に回りたいパビリオンがあったので、第2部は失礼させて頂きました。
14:アラブ首長国連邦(UAE)

館内にはナツメヤシの木をイメージしたオブジェがたくさんあります。
奥の方にはラグマットが敷いてあり、座ることができます。UAEの映像を見ながらくつろぐことができますよ。
15:ロボット&モビリティステーション
パーソナルモビリティの展示や、月面走行車のシミュレーションができるバビリオンでした。
時間が無かったので、次回体験したいと思います。
16:マレーシア


たくさんの国の展示を見てきましたが、マレーシア館には驚かされました。マレーシア館の特徴は、食から始まることです。2階の屋台をイメージ展示室内には、食べ物のにおいが充満しており、マレーシアの食文化に思いをはせることができます。空きっ腹にはつらい!
でも大丈夫。1階はフードコートになっていて、マレーシア料理を頂くことができます。
サウジアラビア館は、展示室前でコーヒーの文化の説明をしてくれていたのを思い出しました。あそこも食スタートでしたね。
17:大屋根リング
大きかったです。高さも長さも。次回は一周してきたいと思います。





一日どれだけ歩いたか?
歩数は19,695でした。 3万歩ぐらい行くかと思っていましたが、意外と少なかったです。


その理由としては、パビリオンに並んだり、eMoverを使ったり、ダンスや音楽を聴いたりと意外と立ち止まってる時間が多かったからでしょうか。
まとめ
大阪文化祭というイベントを見に行ったことで、万博とは世界規模の文化祭なのだということがわかり、より大阪・関西万博を楽しむことが出来るようになりました。
第1日目は、海外パビリオン中心の訪問になりましたが、日本の主立ったパビリオンをまだ見られていません。
ということで、閉幕まで入り放題の通期券も買っちゃいました。
ちなみに5月11日の来場者数は11万7千人。うち1万8千人が関係者とのこと。
昨日はブラスバンドのギネス挑戦で1万2269人が入場している「演奏者」と書かれたIDを首からかけていた)ので、関係者にはこのような方が含まれているのでしょう。