大阪・関西万博巡弾丸りの記録。
平日の午後〜夕方の空き時間に合わせて7日前予約の抽選を行い、予約が取れれば行く。予約が取れなければ事務仕事に当てるという生ぬるい生活を送っています。
5月の第4週、平日の13時から15時半まで、滞在時間2時間半で、大阪・関西万博を訪問した記録です。
この日の13時入場は、東ゲートといえどもガラガラでした。
大阪・関西万博のテーマに沿って8人の著名人が監修したシグネチャーパビリオンは、予約が取りづらいです。
この日は初めて予約が取れた福岡伸一氏の「いのち動的平衡館」に行ってきました。
いのち動的平衡館
今日の訪問先は、福岡伸一氏監修の「いのち動的平衡館」。変わった形の平べったいパビリオンです。
センターステージで、生命の起源、進化を白と黒のドットアニメーションで表現します。
最後に、後方のスクリーンで福岡伸一氏の解説があります。
おっしゃってることは難しいですが、くいだおれ太郎を彷彿とさせる風貌、最近テレビで拝見してからファンになりました。
「エントロピー増大の法則」とは、「この世界のあらゆるものは時間と共に崩れ壊れていく」こと。
ただ、生命が生きている間は一定の秩序やバランスを保っている。
物理が苦手な私の場合、若い頃スポーツをしている時に学んだスポーツ生理学や運動学に置き換えると理解しやそう。
実際に人の体の骨は、ずっと同じ骨ではあるのではなく、絶えず破骨細胞による分解と造骨細胞による骨の新生が行われて、環境に順応した骨の強度に最適化されます。
筋肉は何もしないと弱くなりますが、トレーニングすると刺激を受けて強く、太くなります。
細胞が生まれ変わっているから、体内は一定のバランスを保っていること、それが動的平衡と言われるものなのでしょう。
実際は体内ではエントロピー増大が起きないのではなく、外部にエントロピーを排出することで、内部の秩序(低エントロピー)を一時的に維持している状態。
動的平衡によって生物は秩序を保つが、それは永遠に続くものではありません。福岡伸一氏は解説の中で、合成よりも分解が早いことによって、坂道を登っていけるのだとか。
時間潰しに散策
いのちのあかし館
京都や奈良の廃校を解体した際に出た廃材を使って建てられたパビリオン。
静けさの森
生きているモニュメント。首なし像の部分だけ温かい。生きているってどういうことかを考えて欲しいらしいです。意識高すぎて言ってることがよくわかりません💦
この日の天候
天気は曇り、気温は23度、風速は17km。歩くと汗をかくが座っていると風が気持ち良いお昼時でした。
雨が降るかもという予報だったので、農作業用のゴム底で行ったけど、降らずじまいに終わりました。
まとめ
事務所から30分で大阪・関西万博会場に行ける利点を活かして、滞在時間2時間半という弾丸万博を行いました。
予約済みパビリオン以外は並ばずに散策に重点を置きました。静けさの森を2周しました。廃校をじっくり愛でました。