43号線を西へ東へ

フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

「興味のあること」という題名のブログ記事について考えるブログ

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今や死語となったであろうネットサーフィンをしていたら、「興味のあること」というタイトルのブログを見つけた。

ブログ主自身の文字通り「興味のあること」がコンパクトに綴られている。専門的すぎて、眺めている私にはその内容は全くわからない。ただ、そのわからなさが逆に心地よい。

🎷🎷🎷

大昔、大阪駅の南側の桜橋交差点付近に、ライブハウスBlueNote大阪があった。若いときに何度かジャズバンドのライブに訪れたことがある(Incognitoなど)。なにが楽しいって、ソロ演奏で気が狂ったように演奏をするのが見れるから。

もちろん常識の範囲内でソロで終わる人もいるのだが、バンドに少なくとも一人ぐらいは「いっちゃってる」演奏をする人がいる。

テクニカルな不協和音、指が溶けてバターになるんじゃないかと心配してしまうぐらいの高速演奏、明らかに長すぎるソロの演奏時間。

私は歌も歌えない、楽器も吹けない、ただ音楽が好きなだけの一般人だが、その「いっちゃってる」プレイを見るのが大好きだ。ゾーンに入ったソロプレーヤーの表情、周りのメンバーの「こいつ、またやってるよ」という温かい苦笑い、気持ちを揺すぶられるソロプレイが楽しくてライブに行っていた。

✍️ ✍️ ✍️

そんな「いっちゃってる」ソロプレイと同じような感覚をこのブログ記事からは受けた。

いいぞ、もっとやれ!

そんな気持ちでそのブログを最後まで読み終えた。難しくて何も得るものがなかったのだが、満足した。

そのブログは、おそらく文体から見てお若くて研究職界隈の方のブログである。

文章の書き方にも特徴的な点がある。句読点である。

句読点といえば、一般的には「、。」を使うものだが、そのブログ主は「, .(カンマ/ピリオド)」をつかう。私の周りではなかなか見ないカンマとピリオド派。2022年頃までお役所か、理系の技術畑の方に限られるお作法だ。

考えてしまうわけである。彼のお仕事はどんなものだろうか。どんな研究をしているのだろうか。

しかし、その疑問は野暮であることはわかってある。届くないことのない彼への応援を胸に、私はそっとブラウザを閉じた。URLも貼らない。

自分と向き合う記事。読者を突き放してどんどん自分の思考のその先に向かうブログ。大変、興味深いものだった。