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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

延命治療も奥が深い

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数週間前から、父親が入院しています。

それなりのお年、故美輪明宏氏と同世代です。認知症もあり、過去には真夜中に裸足で近所を大冒険したこともありました。

延命治療はしない方針なのですが、実際に瀬戸際になると「酸素流量は100%にしてもいいですか?」「苦しまれたら鎮静剤は使いますか?」「血圧が下がったら昇圧剤は使いますか?」と看護師さんから具体的なお話が出てきますが、そこまでは考えてなかったので、持ち帰って考えさせてもらいました。

自分が本当に浅はかな知識で延命拒否をお願いしてたのだなぁと反省しております。

延命治療にも段階がある

本人の頭のしっかりしているときから、何かあったときにも不要な延命治療はしないということは伝えてあります。

ただ、医療の現場では「ここからは延命処置」ときっちりとした線引きがなさせれているわけではないようです。

酸素マスクにも段階があります。心臓マッサージはしなくても、止まりそうな時に血圧を上げる薬を点滴で入れると頑張れるそうです。もちろん挿管(肺に空気を入れる管を通す)とさらに長生きできます。逆に早く終わらせることもできます。

最終的に、言った言わないになるのはこちらも本意ではありません。きっちり線引きを理解しようと思います。

基本的な立ち位置として延命処置に否定的です。もちろん生命をどのように考えるかは、この人次第ですので、異論は認めます。年老いた体で、意識のない状態で、医療資源を使って命を繋いでいくことは、私は不要だと考えます。

本人を含む血縁者全員に確認をとっています。

延命治療の段階は四つに分けるとわかりやすいかも

今回、延命治療については、ChatGPTで調査しました。 AIのモデルは医療業界に強めと聞いたことのあるgpt-5.5、検索は可能にし拡張を用いて、文章及び図を作成しました。

その結果、ものすごい量のテキストを吐き出したのですが、そこから一般向けに単純化してもらいました。なんとしても助けるステージから、治療はせず痛みの緩解を行うステージまで4段階に分かれました。

  1. 100%の努力で助けるフルコード
  2. 心停止時の心配蘇生を行わない(DNAR/DNR/AND)
  3. 体に負担のある治療を行わない(DNI/No ICU、Limited Treatment)
  4. 苦痛緩和を最優先する方針(CMO、Comfort Care、BSC)

とはいえ、2と3にはいろんな処置が含まれます。そもそも患者の年齢は?どのような病気、病期なのか?いろんな要素があるので、医療機関としても一概には言えないようです。

医師や看護師に伝えておくべき処置4項目のポリシー

先ほどの4つのステージと被りますが、一つ目はフルコード、2と3がステージ2および3に台頭する感じです。

  1. 心肺停止時の処置
  2. 呼吸悪化時の処置
  3. 血圧や感染に対する処置
  4. 苦痛緩和への処置

呼吸悪化時の酸素吸入にも段階がある

呼吸悪化時の処置もどの段階までやるかを聞かれました。ネーザルハイフローまでは行っていただいていますが、それでも本人は違和感を感じていますので、より負担の強いNPPVは不要と伝えています。苦しくなった時に外しそうだったので。

うちの父は透析をするまでは行かない腎機能障害と、心不全(弁膜症)を基礎疾患として持ち、今回尿路感染を起こして熱発と胸部の痛みを訴えて入院しました。

良くなりかけていたものの、肺に水が溜まりだし、酸素吸入が始まりました。

最初は鼻カニューラだったのですが、一旦何もなしになるが、その後悪化。次に面会に行った時はネーザルハイフローで一時は100%酸素を吸わされても酸素飽和度90%でした。少し動けば85%に落ちることもありました。

酸素飽和度が低すぎるということで、看護師さん的には一大事だったようです。

ただ本人は息苦しいこともなく、最初の痛みは無くなったのでケロッとしてしました。それだけはよかったです。

ドクターと看護師さんに伝えたこと

「無理やりの延命治療は望まないが、なるべく苦しくない方法で見送りたい」というスタンスが、良さそうです。

  • 心配蘇生は不要
  • 酸素はネーザルハイフローまで
  • 抗生剤は原疾患の治療なので継続
  • 降圧剤は危篤時に家族不在の際にのみ使う
  • 家族到着時は降圧剤オフ

検討課題

誰も周りにいない時に息を引き取るのは、本人も寂しかろうと思い、家族到着時に降圧剤をオフにするようにお願いしました。

ただ、見送るものに心の負担をかけることになるかもしれません。一番病院に近いのが母親なので、おそらく母が最後を見送ることになろうかと思います。そうすると結果的に母が点滴をオフにする権限を持つことになりますから、生死のスイッチを委ねてしまうことになります。

「私が殺した」と、母が責任を感じてもいけないので、自然に任せる方がいいのかも。

すんなり答えは出てきません。

とは言いながら症状改善

病院から連絡がありました。肺機能が改善して、酸素を90%に下げることができたそうです。

このまま持ち直すのか、はたまた悪化するのかは本人次第ですが、とりあえずは良かったです。

しかし、家に戻ったとしても母親が面倒を見るという老老介護問題が残ります。

生きるのも死ぬのも大変ですね。