43号線を西へ東へ

フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

今の淀川河口付近は人工的に作られた新淀川

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インストールしたものの活用できていないアプリを、定期的に掘り起こしています。

今回は、スーパー地形。PC版の立体的な地図ソフトであるカシミール3DiPhoneでも使えるように開発されたアプリです。高機能で長く楽しめます。

スーパー地形

スーパー地形

  • Tomohiko Sugimoto
  • ナビゲーション
  • 無料

下記のように大阪の上町台地もわかりやすく表示されます。

NHKの人気番組ブラタモリに坂道好きを開発された方は多いと思います。そんな方々にはかなり楽しめるアプリかと思います。

長らく放置していた本アプリスーパー地形ですが、古い地図を表示できると聞いて、久しぶりに開いて、現在と過去の淀川を比較してみました。

スーパー地形ではさまざまな地図データを見ることが可能です。Googleマップのように、標準・写真・地形が見れるのですが、それ以外に過去の地図や、リアル3D地図を見ることができます。

今回は、明治時代の淀川河口付近の様子を見てみたいと思います。

「明治期の低湿地」地図で新旧の淀川をみる

「明治期の低湿地データ」は国土地理院から提供されているを引用されているものだと思います。

現在と明治期の淀川河口付近を比較する

左側が現在、右側が明治時代の大阪の海岸線になります。左の地図の真ん中の十字記号部分を見るとちょうど国道43号線で淀川を渡っている場所になります。右側の地図も同じ場所を表示させていますが、淀川はありません。

最近になって知りましたが、今の淀川河口付近は人工的に作られた川だったのです。

毛馬の閘門のあたりから大阪ベイエリアを眺める

中心の十字カーソル部分が毛馬の閘門付近です。地図によれば、明治期には毛馬から大阪城方面に向かう現在の大川が、淀川の本流だったことがわかります。

毛馬には以前眼鏡橋を見るために訪問したことがあります。

新淀川については、おいおい調査していきたいと思います。

カシミール3Dとは

カシミール3Dは、地形や地理的な特徴を3次元で視覚化できる高機能なマッピングソフトウェアです。このソフトウェアを用いることで、ユーザーは山脈の起伏や谷の深さを立体的に把握でき、具体的な地形の理解が深まります。主に日本の地図情報に特化しており、アウトドア活動の計画や地理学の学習に非常に役立ちます。

スーパー地形について

カシミール3Dの機能をiPhoneで利用するアプリがスーパー地形です。

下記のような機能がありますが、機能が多すぎて全く使いこなせていません。おいおい使いこなしていきたいと思います。