大阪市北区にある毛馬の眼鏡橋(アーチ状の橋)に行ってきました。訪問日は2023年12月中旬です。
元々は淀川の堤防の南側を流れる長柄運河の上にかかっていた橋ですが、運河が埋め立てられた今は、役目を終えてその橋梁だけが残されています。
眼鏡橋といえば、12月にも記事にしています
少し前に大阪大正区のめがね橋を渡って来たのですが、あの橋はアーチ橋では無くて、らせん状の坂道の橋でした。
毛馬のめがね橋は長柄運河の遺構
今回のは、本家?長崎のめがね橋っぽいアーチ橋です。残念ながら現在は遺構として保存されているものでから、実際川の上を渡るものではありません。
くたびれた石造りが素敵な橋でした。
長柄運河について
Googleマップには長柄運河東部橋梁として登録されています。これが正式名称なのかどうかはわかりません。
長柄運河とは、現在の淀川(新淀川)が開削されている最中の1902年(明治35年)に作られた運河。毛馬から此花区の伝法(でんぽう)までつながっていたそうです。
1967年に埋め立てられましたが、現在は地下の箱型水路に形を変えているのだとか。
https://www.city.osaka.lg.jp/kita/cmsfiles/contents/0000074/74538/27.pdfより引用
写真
渡ることも可能です。
昭和37年に補修
アクセス
付近に駐車場もありますし、道沿いに少し車を停車できる膨らみもあります。渡って帰るぐらいなら停車でも大丈夫そうです。
Googleマップで史跡巡りのすすめ
以前Googleマップでウォーキングを探すという記事を書きました。今回の毛馬のめがね橋もこの方法で見つけました。身近な場所に思わぬ歴史があったりして楽しいですよ。