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兵庫県知事選挙はいろいろと興味深いです

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衆議院選挙が終わったらまた選挙です。兵庫県では知事選が行われていますが、珍しく大変興味深い選挙です。その興味深さを3点にまとめて記録しておきます。

特定の政党や候補者をを応援する記事ではありません。

興味深い点一つ目:掲示板問題

候補者は7名なのに、選挙ポスター掲示板が不自然に増設されています。東京都知事選の際に掲示板ジャックを行った政党党首が立候補するため、その対策なのでしょうか。全くに無駄に終わっています。

掲示板の増設の発注をかける前に、政党事務所に東京都知事選のような事になりそうなのか、事前に確認することはできなかったのでしょうか。選挙管理委員会の怠慢ですね。

「おたくの党から何人立候補されますか?」という電話をする事を禁止する法律でもあるのでしょうか?税金の無駄遣いだと思います。

興味深い点2つ目:元知事は抵抗勢力のクーデターによって辞任したのか?

「チヤホヤされると人は勘違いして裸の王様化する」

ほんの数ヶ月前までは、「おねだり」かつ「パワハラ」知事として全国に名を馳せた前兵庫県知事です。私も少し前までは、前知事はまさに裸の王様になっていたのだろうと思っていました。この数週間でかなり風向きが変わってきました。

最近のYouTube等で流れてくる情報です。辞職した前知事は、20年勤めた元知事時代の確立された利権に手をつけたために、旧勢力である一部の県議会議員や県庁の職員からクーデターを起こされた、という話がまことしやかに語られています。

これらの主張によれば、旧勢力側はテレビ新聞等を使たマスコミを使ってイメージ操作し、ワイドショーなどでいかに前知事が人間として終わっているかという事をとうとうと流し続けたと言えます。

「自殺した職員に対してまずは謝れ!」という内容を強い口調で述べるコメンテーターの言葉を聞いて、わたしもその意見に頷いたものですが、クーデター説からすれば、前知事が謝る筋合いのものではありません。

クーデター側のメディアと、クーデターを暴く側のYouTube。わたしが集めた情報ではなく、双方こ伝聞情報しか判断材料がありませんので、何が本当なのかはわたしには判断がつきません。

選挙後に予定されている第三者委員の報告を待つしかありません。

前知事が落選すれば守旧派のクーデター成功、当選すれば改革派の勝利と言えるのかもしれません。

民意はどちらなのか、選挙結果が大変楽しみです。

興味深い点3つ目:政策討論会を見れば人となりがよくわかる

政治家は実業するわけではありません。予算をつけて行政の方向性を決めるわけです。

「知事になったら何がしたいですか?」

この問いに対して、各候補者同士で意見を交換して議論するYouTube番組がありました。テレビのように尺がないので、充分に議論をする番組です。

ポスターの顔写真は綺麗でも、あまり中身のない方。大風呂敷を広げて結局何がやりたいのかよくわからない方。無名だけれども理路整然と政策論をされる方。

厳しい疑応答に対して落ち着いて自論を再展開する時の説得力が見える候補者を応援したくなります。演説のような自分のプレゼンだけではわからない深さが見えてきます。

語ることばを持つ方が当選するのか、組織の応援が勝つのか。結果は17日です。

衆議院選挙の際、自民党の非推薦候補に対する2000万円選挙資金問題が記事になったのは確か水曜日でした。来週の水曜日にはどんな情報のリークがあるのか、それも楽しみです。