ガソリン価格高騰のあおりを受けて、電車移動の比率を増やしています。涼しくなったので、ウォーキングの頻度も増やしています。
車移動の景色、電車の車窓から見える景色、そして歩いて見える景色はかなり異なります。いろんな発見があって、それを楽しんでいます。
記事の内容はタイトルの通り、阪神電車の駅が橋の上に作られているという話しです。ウォーキングのときに阪神香櫨園駅が実は夙川の直上に立っていたという事実を知りました。駅を通過するだけではわからない事実。
どうして川の上に駅があるのか、その理由は調べられてないので、いつもながらオチのない話しです。
西国街道めぐりで通った香櫨園駅
余談ですが、「園」と駅名につく駅は、昔は遊園地(テーマパーク)があった駅だとか。思いつく駅名が、甲陽園、香里園、あやめ池公園、枚方公園。枚方公園だけが遊園地現存していますね。
さて、香櫨園駅に到着した時に、駅舎の下にくぼみが見えました夙川です。
ものの見事に夙川をまたいでいました。
香櫨園駅駅舎を出ると、夙川橋を渡ったすぐ目の前に阪神高速神戸線と43号線が通っていて驚きました。近くをしょっちゅう走っていましたが、こんなに近くを走っていたなんて。
道路と駅と川の位置関係が全くわかっていませんでした。国道43号線名物の防音壁を駅から見かけて、妙に感心しました。点と点がつながった感じです。
3つの橋梁上駅
川をまたいだ駅を「橋梁上駅」と分類することもあるそうですが、阪神電車には私が知るだけでも橋梁上駅が3つあります。上記の香櫨園駅、芦屋駅、武庫川駅です。
香櫨園駅は夙川をまたぎますが、川幅が狭いです。橋梁上駅の定義に当てはまるかどうかは疑わしいところです。
武庫川駅は川幅の広い武庫川に架かる鉄橋と一体化した駅なので、まさに川の上の駅と言えます。また、ホームの壁がなく柵で囲われいるので、冬は寒いのではないでしょうか。
芦屋川駅は、川幅は広くはないものの、しっかり芦屋川をまたいでいます。
阪神間を走るJRや阪急では、橋の上に作られた駅は見当たりません。なぜ、阪神だけがこのように狭量定役を作るのか、何か理由や意味があるのでしょうか。また時間があるときに調べてみたいと思います。
橋梁上駅が新設される?
着工はまだのようですが、今度は阪急電鉄の駅にも橋梁上駅が作られるようです。場所は西宮と尼崎の市境にあたる武庫川上で、阪神電車の武庫川駅よりもやく4km上流にあたります。
神戸新聞によると、この阪急電車の「武庫川新駅(仮称)」は、戦前の1942年と約80年前から計画されていたとのこと。尼崎市の財政難による反対で実現に至らなかったのだとか。
完成の予定が2032年であと9年後。どんな世の中になっているのでしょうね。特別なことがなければまだ生きている予定なのです。完成が楽しみです。