運動をすることで体にいろいろな変化が起こります。体重の減少、筋力増強や体力向上などはある程度時間がかかります。ただ運動によってホルモンの分泌量が変わるのは早期から起こるのでは無いかと思います。
以前、運動によって幸せホルモンが分泌されることをテーマに書いた記事をアップしました。運動したらホルモンが出るとは、世の中でよく言われていることではありますが、実際に測定しておりませんので、「運動したらセロトニンやドーパミンが出るらしいぞ」という伝聞でしかないのです。
私一人の経験談（n=1）ではありますが、こうなりましたと言いたい。何か簡単に測れるものは無いかと探したら、テストステロン量の測定がありました。テストステロン＝男性ホルモンです。早速Amazonで購入して取り寄せてみました。実験していきたいと思います。ら
- テストステロン（男性ホルモン）とは
- テストステロン量が増えたらハゲるの？ハゲないの？ハゲないんですけど
- テストステロンが増える仕組み
- テストステロンを自宅で測定する方法
- 今後の方針：髪の毛が生え替わったら測る
- まとめ
テストステロン（男性ホルモン）とは
テストステロンは、主に男性の睾丸と女性の卵巣、そして副腎皮質で生成されるホルモンです。男性の主要な性ホルモンとして、性徴の発達、精子の生産、性欲の調節、筋肉量や骨密度の維持に影響を与えます。女性でも小量生成され、性欲や全体的な健康に関わります。年齢と共に減少し、生活習慣がレベルに影響を与えることがあります。
男性のテストステロン量が減少すると、性欲の問題はもちろん、筋肉や骨が弱ったり、脂肪の増加、疲労感の増大、うつ症状や集中力の低下などが起こります。最近は男性の更年期障害もちらほら聞きます。
元気がなくなると、自己評価や気分に影響を及ぼし、生活の質を下げることがあります。これらの症状は加齢に伴う自然な現象ですが、寿命が長くなり、年取ってからも仕事しないといけない社会環境になりつつある今、生活習慣で増やせるなら増やしておきたいと思います。
テストステロン量の高い人の特徴
テストステロン量の多い人の特徴のよい点は、エネルギッシュで忍耐力、緻密性、協調性、計画性が高いところとされています。
悪い点として、攻撃的、大雑把、束縛しがちなどの傾向があるようです。
テストステロンが高い人には、おおざっぱに言えば自己表現系、政治家、ひとりで仕事をしている人に多い傾向があり、調査結果によればフリーカメラマンはテストステロンが特に高い数値を示しました。逆に低い職業として（学会では）、次の3つが知られています。教師、牧師、医師。
男性ホルモンの不均衡がもたらす「不調」【医師監修、男性の人生を左右する「テストステロン」を知る Vol.2】
- 我が道を突き進む人はテストステロン量が高い
- 人のために生きる人はテストステロンが低い
このような傾向が見られるようです。
テストステロン量が増えたらハゲるの？ハゲないの？ハゲないんですけど
昔は、男性ホルモンが多いとはげると言われていました。若いときの勘違いだったようです。薄毛クリニックのサイトでハゲの原因を見つけました。男性型脱毛と関連があるのは「ジヒドロテストステロン（DHT）」と言うホルモンでした。
薄毛の原因はテストステロンではなく「ジヒドロテストステロン（DHT）」です。名前はよく似ていますが、テストステロンは善玉男性ホルモン、ジヒドロテストステロンは悪玉男性ホルモンと呼ばれており、全く異なる働きをします。
テストステロンが成人男性にとって良い働きをするのに対し、ジヒドロテストステロンは思春期以降ニキビや前立腺肥大の原因になるなど、あまりよい働きをしません。また、AGAを引き起こすのもジヒドロテストステロンが原因です。
テストステロン | Dクリニック【公式】発毛治療の総合クリニック | 薄毛・AGA治療なら
頑張って筋トレをしてもハゲないと言うことですね。安心しました。
テストステロンが増える仕組み
引用させていただいます。
大きな筋肉を動かすことができるような適度な運動をすることで、男性ホルモンが体内で増えていきます。筋肉自体がテストステロンを作ることも知られています。
腕立て伏せやスクワットなどの筋肉トレーニングや、階段を上り下りしたり早歩きをしたりするのもおすすめです。このような運動を毎日10分程度でも継続することで、テストステロンの増加につながります。
男性ホルモン（テストステロン）を増やす食べ物とは？男性ホルモンを増やす方法についても解説 - 健康情報コラム
テストステロンの男女差（男性は女性の10倍）
テストステロンは主に体内の以下の部位から分泌されます。男性は睾丸、女性は卵巣。男女ともに副腎皮質からも放出されるようです。ただし男女差はかなりあります（女性は男性の1/10程度）
| 性別 | テストステロンの平均的な範囲 (ng/mL) |
|---|---|
| 男性 | 2.00～7.60 |
| 女性 | 0.06～0.80 |
定期的なトレーニングを行うことで、テストステロン量のベースラインを上げることも期待できるようです。
テストステロンを自宅で測定する方法
テストステロンは病院の血液検査で測定してもらうことも出来るようですが、病気で無い限り自費扱いになるので高くなりそうです。初診料＋検査料＋採血+再診療で、点数は分かりませんが、保険が効いて4〜5000円、自費だと軽く1万円は超えそうです。
あすか製薬メディカルの毛髪ホルモン量測定キットは、自分の髪の毛を採取して、指定の用紙に貼り付けて、返信用封筒で送り返すと2～3週間で結果が送ってくるそうです。Amazonで6480円でした。
パッケージと中身です。
説明書きです。
後頭部の髪の毛を切り取る作業が1人では難しく感じたので今回は奥さんにお願いしました。次はやってみようと思います。
今後の方針：髪の毛が生え替わったら測る
今日送付したキットには、過去のテストステロン量を反映した髪の毛が10本入っています。
髪の毛は月に1cm程度伸びるそうです。若いときは速いし、年を取れば髪が伸びる早さもゆっくりになります。5cmの髪の毛であればおよそ5ヶ月分の平均したテストステロン量が分かります。
採取する後頭部の髪の毛は、私の場合5～6cm程度ですから、半年後には大部分が入れ替わっていると思います。
現在走り始めて50日、ジムに行き始めて2週間ほど経ちました。このまま運動を続けるとして、6ヶ月後、一年後にはかってどんな変化が起こるのかを調査しようと思います。
まとめ
- トレーニングを行うことでテストステロン量が増えてもハゲないことが分かりました。
- テストステロン量が高い人は一人で仕事しがちなんだとか。私も高いのか？
- 髪の毛を送ることでテストステロン量が量れる検査キットを送ってみました。結果が送られてくる3週間後が楽しみです。
