ATOKのマンスリーレポート機能とは、日本語変換ソフトATOKをもちいて入力した文字を解析する機能です。打ち込んだ文字数やキータイピング数、打ち間違いの種類などをレポートしてくれる機能です。
9月になりATOKのマンリーレポートが送られてきました。8月はキーボード作業が多い時期がありましたので、7月と比べてどうなったかも書き残しておきたいと思います。
マンスリーレポート機能の詳細は過去記事をご参照ください。
マンスリーレポートは各パソコンごとに集計される
ATOKは10台まで使えるプランに入っているので、パソコン2台とiPhone、iPadの合計4台に導入しています。マンスリーレポートはこれら4台の合計では無く、スマホ等は集計されずにパソコンのみの集計で、パソコンごとに集計されるようです。
机と椅子の高さの関係やキーボードの内心地などで、キーボードタイピングが変わることも予想できますから、書く場所で入力環境が異なる人は、それぞれの環境の効率がわかるので調査としては面白いかもしれませんが、ざっくり集計だけしたい方だと、面倒かもしれません。
トータルの文字入力傾向を知り他ので、足し算することにしました。
8月のタイピングマンスーレポート
ノートPC | デスクトップPC | 合計 | |
---|---|---|---|
入力した文字 | 27,672字 | 1,863字 | 29,535字 |
キータイプ | 65,326打 | 5,503打 | 70,829打 |
キータイプの効率 | 42字 | 33字 | 41字 |
ミスの回数 | 2,321回 | 222回 | 2,543回 |
原稿用紙 | 70枚分 | 4枚分 | 74枚分 |
入力時間 | 44時間 | 9時間 | 53時間 |
今のところ知りたいのは下記の項目
- キータイプの効率:文字数とミス回数の両方を含んだの指標
- 原稿用紙枚数:文字数よりも原稿用紙枚数の方がイメージしやすいような気がする
- 入力時間:キーボードに向かっていた時間がわかる
- 原稿用紙/入力時間:時間当たりのタイピングスピードがわかる
7月 | 8月 | |
---|---|---|
効率 | 40 | 41 |
原稿用紙 | 69 | 74 |
時間 | 49 | 53 |
時間当たり枚数 | 1.4 | 1.4 |
※7月8月ともにデスクトップPCとノートPCの合計した数値
考察
- 7月に比べて8月は原稿用紙5枚分ほど入力文字数は多く、それに比例してキーボードに向かっている時間が増加した。
- タイピングが急激にうまくなったわけでは無いがタイピング数に対しての文字入力はやや増えていて若干ミスが減っていることがうかがえる。
- ノートPCでの入力割合は、7月は82%、8月は94%であった。事務所でほとんど書く仕事をしていないのがよくわかる。
- iPhoneで書類作りやブログ執筆等もしている分は含まれていないので統計情報としては不十分。
まとめ
ATOKを導入して、キーボードも変えた。それによってどのように文書入力環境が変化するのを観察しています。入力している時間が増えずに原稿用紙の枚数が増える、すなわち時間当たり枚数が増えることが、自分の文章作成技術が向上を表すはずので、その数値は追っていきたいと思います。
書きながら考えるようになりたいものです。いまは「考えて、書いて」「考えて、考えて、書く」。そんな感じで一~二拍空けないと書けないので。