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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

おすすめされることについて

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おすすめのものは、その人にとってはおすすめではあるが、私にとってはおすすめでは無いかもしれない。あなたと私は生まれも育ちも価値観も違うのだ。

車のメンテナンスのため訪れたディーラーで、テレビショッピングの音が聞こえてくる。おすすめの連呼。そんな中で書いた記事です。

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おすすめされても、自分にいいものかどうかはわからない。だから、蛍光ペンでマーキングされている小説を読むことになってしまうKindleのポピュラーハイライトは、基本的にオフにしている。真っさらな状態で作者と向き合いたい。

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また、大きな物体が迫ってくるものに恐怖感を覚える方もいるとおもう。着陸時のエンジンはパワーを落としているとはいえ、かなりやかましい。こちらに向かってくるので億に1回は着陸の失敗があり巻き込まれるかもしれない。

先日の伊丹空港の記事は、一部の人には全くおすすめできない内容である。

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テレビでは、健康法や治療法について様々な情報が流れている。例えば、いま待合室で流れる「膝サポートコラーゲン」のCMは、頻繁におすすめという言葉を使っている。これは高齢者向けのテレビショッピングでよくある手法だ。「メモのご用意を」という言葉も3回も言っている。

同様の体験をしているユーザーの体験談とおすすめというのは、高齢者向けのTVショッピングにおいてパワーワードなんだというのがよくわかる。

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病院の待合室でもおすすめは存在する。押しの強いマダムが「私はこれで治ったから!」と主治医や治療法のおすすめをしている方がいる。自分の主治医を信頼しているという証かもしれない。

ただ、手術をした方がよいとかしない方がよいとか、治療法の選択について言及するなどまで行くと、畑は違えども専門分野で生きている人間からすると違和感が止まらない。それに関する文献を読んだことがあるのか?統計学の基礎を理解していれば、このような個別の主張をどう捉えるべきかがわかるだろう。「n=1のケースをドヤ顔で話すな」ということである。

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結局、世の中には「おすすめ」が溢れており、その多くは信用できない。様々な思慮、思惑、思い込み(考え方、意図、先入観)で世の中は回っている。