少し前なのですが、子供が3回目のけいれん発作を起こしました。これまで生理中に発作が出ていましたが、今回は平常時。
生理中に起こる発作をおさえる薬を飲んでいましたが、これからは一般的な薬を常時飲むことになりそう。ただ、薬を飲むとかなり抑制できる病気なので、少し気は楽です。
最近は発作の兆候がなかったのですっかり安心していましたが、GWに入る前にところで発作が起きました。
3回目になると慣れたものです。電話がかかってきた時、スマホの画面に学校名が表示されていたので全てを察しました。
学校から救急病院に搬送されたため、私も仕事をキャンセルして病院に駆けつけました。
今年に入ってから専門医にかかって薬をもらっていたものの、特定の期間(生理中)だけ飲む薬だったので、今回の発作には効果がなかったようです。
救急病院でもらった「レベチラセタム」という薬を飲み続けることになりそうです。脳神経線維の結合部シナプス過剰な信号を抑制して発作をとめるそうです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/137/2/137_2_95/_pdf
てんかんは薬が合えば発作を抑えられる病気と言われています。改善できる薬がある病気でよかったと心から思います。
過去記事
1回目
2回目
AIによる抗てんかん薬のまとめ
薬剤の種類 | 作用機序 | 特徴 | 主な副作用 | 重篤な副作用 |
---|---|---|---|---|
ベンゾジアゼピン系 | GABA_A受容体を活性化 | 速効性があり、広範囲に使用される | 眠気、ふらつき | 呼吸抑制、依存性 |
バルビツール酸系 | GABA_A受容体を活性化 | 強い鎮静効果がある | 眠気、集中力の低下 | 呼吸抑制、重度の依存性 |
イミノスチルベン系 | ナトリウムチャネルを抑制 | 長期使用に適している | 吐き気、体重増加 | 肝機能障害、血液異常 |
スクシミド系 | T型カルシウムチャネルを抑制 | 小児のてんかん治療に用いられる | 吐き気、食欲不振 | 皮膚の重篤な反応、血液異常 |
レベチラセタム | SV2Aタンパク質と結合し神経伝達を調節 | 副作用が少ない | 眠気、イライラ | 精神症状の悪化、自殺念慮 |
フェノバール | GABA_A受容体を活性化させることで神経活動電位を抑制 | 長期間の使用に適している | 眠気、注意散漫 | 重度の呼吸抑制、依存性、長期使用による認知障害 |