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花園ラグビー場に行ってきました:高校ラグビー開幕

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12月27日から東大阪市花園ラグビー場で全国高校ラグビー大会が開催されています。初日に見に行ってきた。いつ来ても緑の美しい綺麗なスタジアムだなと思います。

今日は花園ラグビー場自体について振り返っておきます。

大正7年(1918年)から開催されている全国高校ラグビー大会、今年では通算103回目になります。

「花園」はもともと「花園」じゃなかった

夏の高校野球大会は甲子園球場で行われるので「甲子園」と呼ばれるのと同様に、ラグビーの場合は「花園」と呼ばれます。夏の甲子園大正4年(1915年)、春の選抜は大正13年1924年)からと、ほぼ同時期に始まった「花園」です。

しかし、全国高校ラグビー大会がこの花園ラグビー場で行われるようになったのは1963年(昭和38年)からだそうです。それまでは豊中や甲子園を転々とし、いつのころから1962年までは「西宮球技場」で行われていたそうです。

今は西宮ガーデンズという商業施設になっている、阪急ブレーブスの本拠地「西宮球場」とは別に、「西宮球技場」というグランドがあったのだとか。名神高速道路の建設に伴って閉鎖されたそうなので、名神高速道路の下に跡地があるのでしょう。

その頃は「目指せ花園!」ではなく「めざせ西宮!」だったのかもしれませんね。

世間的には盛り上がらないけど、花園の熱気はすごい

地上波テレビの生放送はないためケーブルテレビやネット中継のみなので、あまり話題にならないのが残念なほど熱い試合が多いです。日本代表の原石が活躍する試合ばかりです。

ただ、現地に行くと出場選手と父兄たち、そしてラグビーファンでごった返しているので、かなり混雑します。

上記は2019年の写真でコロナ禍直前で最高に人が多かった時です。

エントランス前でインタビューを受けている日本代表フルバックの山中選手を見かけました。ラグビーワールドカップ日本大会で活躍されたすぐ後です。このようにラグビー界の超有名人もふらっと見に来たり、解説の仕事来ているので、なかなか楽しいですよ。

花園は3つのグランドがある

1回戦から3回戦までは試合数が多いので、3会場で同時に試合を行います。お目当ての試合が第2グランドと第3グランドに分かれていると、混雑する第一グランドを経由して移動する必要があります。思った以上にラグビー場は広いので、移動に時間がかかるので時間にゆとりを持って行動してください。

下記画像は、Googleマップを引用して編集しております。花園ラグビー場の3つグランドの位置関係です。

花園ラグビー場は3つのグランドがある

平成の改修でこの形になったのですが、下記写真のように改修前には第1グランドの真横に第2グランドがあり、現在の第2グランドが第3グランドでした。

https://www.city.higashiosaka.lg.jp/cmsfiles/contents/0000019/19033/5810.jpg (1983年の花園ラグビー場下記リンクから引用)

私の知るだけでも三度生まれ変わった花園ラグビー場

昭和から平成に変わる頃に一度改装されました。また2019年のワールドカップ会場になったこともあり、さらに改修がされてエントランスもかなりかっこよくなっています。

左側は2009年、右側は2018年のエントランスの写真です。

格子柄が特徴的なエントランスに生まれ変わっています。左側の2009年の写真に写る高校生は強豪校東海大仰星高校の生徒たちです。試合結果は全然覚えていませんが、この頃は年始はの仕事に余裕があるので、ちょこちょこ見に行ってたのでしょう。

右側の2018年の写真は、コロナ前の写真ですね。コロナ下では父兄ですら観戦が禁止されてさみしいスタンドの中で大会が行われていました。

ワールドカップ仕様にするために、客席も増やされてナイター設備もつけられたように記憶しています。下記写真は、メインスタンドからスコアボードを眺めた写真。同じく2009年/2018年の写真です。

高校生の試合がタダで見れる試合配信サイト

今年の試合動画はこちらのサイトで無料で見られます。毎日放送のサイトです。

ただ、おすすめなのはJスポーツです。有料チャンネルですが、ベテランの実況と解説者のやりとりが面白い。おすすめの解説はウンチク王の藤島大さんと、選手の楽しい裏話が聞ける大西将太朗さんです。

MBS毎日放送のサイトでは、無料で見逃し配信も見ることが来ますので、年末年始の空いた時間に是非ご覧ください。