気がつげはいろいろとアプリ等をインストールしています。バタバタしていると使い慣れないうちにそのアプリを入れたことを忘れています。
今日もそんなアプリを掘り起こします。iPhoneのSafari機能拡張でジェスチャー機能を有効にするSvadifari (スヴァジルファリ)です。Svadilfariとは北欧神話にでてくる馬の名前とのこと。
指でなぞるだけで色々できるのは便利なことこの上ないのですが、ジェスチャーをいくつ覚えられるかどうかが勝負ですね(アラフィフの壁)。以下、Safari拡張機能のSvadilfariの使い方をまとめておきます。
ジェスチャーってなに?
画面を一定のパターンでなぞることで、機能が発動することです。下記のパターンはプリセットされたパターンですが、自分でパターンを登録することも出来ます。
プリセットジェスチャーの一覧
プリセットパターンはL字またはその反転や回転したパターンです。少し使ってみましたが、90度の形ばかりだとややこしくて覚えられません。
自作ジェスチャーの例
解決策として、下記の様にアクションの英語綴りに近づけました。ただジェスチャーは一筆書きでしか設定できない様なので、筆記体をアレンジして簡略化したものになります。
- タブを閉じる:C(close)
- 前(左)のタブへ:T(右から左にtっぽい記号を書く)
- 次(右)のタブへ:T(上の逆、左から右に)
基本機能
ジェスチャーに紐付ける機能がこちらです。プリセットの基本機能と、JavaScriptで自分で拡張する上級者機能があります。
タブ操作
- 新規タブ
- タブを閉じる
- すべてのタブを閉じる
- タブの複製
- 次のタブへ
- 前のタブへ
開いているページへの操作
- リロード
- URLをコピー
- 上までスクロール
- 下までスクロール
ページ遷移
- 前のページに戻る
- 次のページに進む -URLを開く
上級者向け
JavaScriptの実行
JavaScriptで操作を設定できます。
上級者機能としてJavaScriptを割り当てることが出来るのが凄いですね。可能性は広がります。
Svadifaliの利用シーン
JavaScriptの上級者でない限りは、JavaScript単体で動かすよりも、ショートカットで自分なりの動作を割り当てて、その機能をSvadifaliで呼びだすのが現実的な使い方です。JavaScriptだけでどこまで操作可能できるんでしょう。そのうち調べてみたいと思います。
お気に入りのページに行く
URLを開くに設定したジェスチャーを使えば、1日何度も訪れるあのページに簡単にアクセスすることが出来ます。
下記のように、h
の筆記体を画面上で描くとはてなのトップページを新規タブで開くように設定しました。
こちらはプリセットの機能なので、アクションのところにURLを貼り付けるだけで使用できます。
ショートカットのランチャーにもなる
JavaScriptを使ってiOSショートカットを呼び出すことも可能です。これが一番使い勝手がよいと思います。
下記サイトで、iOSのショートカットを呼び出すJavaScriptを公開されています。余談ですが、以前は更新頻度が高かったブログだったのですが、最近更新されていないので心配しております。
Svadifaliから呼び出すショートカットを設定するためのショートカットは、下記からダウンロードできます。
URLをMarkdown形式に成形するiOSショートカット割り当てる
過去記事で紹介したショートカットを登録しました。今見ているページのURLをコピーして、Markdownのリンク形式に書き換えるショートカットです。
https://driveon43.com/
をコピーして [https://driveon43.com/:embed]
に変更した状態でクリップボードにコピーします。ブログにリンクを貼り付けるときに重宝します。
これまでは共有シートを広げて、ショートカットをクリックしていましたが、なぞるだけになりました。なぞった後に一度ショートカットアプリがアクティブになるのが、少し気になるところです。
Chromeで開く
しばしばChromeで開きたいサイトがあります。SafariのURLをコピーしてChromeで開くショートカットを作成したので、そちらをSvadilifariに登録しました。
使ってみた感想
よい点
- もともと入っているプリセットされた機能は素早く動く
- ショートカットを立ち上げる際、スクロールして探す手間が省ける
気になる点
- たまにしか使わないジェスチャーは覚えられない
- ショートカットを立ち上げるときに、一度ショートカットアプリが立ち上がる
まとめ
ジェスチャー機能でiPhonewを操作できるようになる機能拡張Svadilifariの設定や使い方の一例をまとめました。ジェスチャーは、機能のアルファベットを基準にするなどルールを決めると覚えやすそうです。