ライフに買い物に行ったら、面白そうなセルフレジが導入されてたので早速体験してみました。
スーパーの入り口で専用スマホを借ります。それを使って商品のバーコードを都度読み取り、レジの手間を少なくするサービスです。
サービス名は「ピピッとセルフ」
チラシをもらってきたので貼り付けます。スマホで商品をスキャンしながらお買い物ができるサービスです。かごに入れるときにレジに通してしまうのです。その特徴が下記の通りです。
ただ、カートを押しながらスキャンするのはコツがいります。会計はスピーディーですが、慣れるまではスキャンに時間がかかりそうです。
たしか23時か24時まで開いているライフなのですが、本サービスの利用時間は夜の20時半とのことです。支払い方法はいつものライフのセルフレジした。最近ライフはクレジットのタッチ決済対応端末に変更されました。よってQUICPayの支払いも可能になっています。
自分のスマホにアプリをダウンロードしても使えるようです。
実際に使ってみました。
下記がスマホホルダー付きカートに専用スマホをセットした状態です。専用アプリを自分のiPhoneやアンドロイドにインストールして使うこともできます。今回は借りたスマホでやってみました。
商品のバーコードを読み込ませてみました。都度、合計金額が表示されるのは便利ですね。
スマホのカメラのピントが合う範囲が狭いのと、読み取ってから反応にやや時間が時間がかかるなど、慣れないあいだは余計に時間がかかりそうです。単純作業なので2〜3回やればなれるでしょう。
買い物が終わると、スマホ画面の右下にあるお支払いボタンを押すとバーコードが表示されます。新セルフレジ用のレジでバーコードを読み込めば、決済ができます。
レジカゴにセットできるレジバックがあれば、袋詰めの手間がなくなります。さっと帰れるので、たくさん買い物したときは特に便利ですね。
従来のレジとの違いのフローチャート(Mermaid記法)
今回利用した新セルフレジ、従来のセルフレジ、そして有人レジの流れをフローチャートで表してみました。
flowchart TD A[買い物] ==>|新セルフレジ| B(スマホ準備) B ==> M{商品ピック} M ==>|新セルフレジ| L(スキャン) L ==> N{カゴへ} N ==> |繰り返し| M M --> |現セルフレジ・有人レジ| N A --> |現セルフレジ| M A -->|有人レジ|M N ==> |新セルフレジ| O[新セルフレジ用レジ] N --> |現セルフレジ| C[セルフレジ] O -->|待ちなし| D[会計] C -->|待ち少ない| E[スキャン] E -->Q[会計] N -->|有人レジ|P[有人レジ] P -->|待ちが多い| F[店員さんのスキャン] F --> R[会計] R --> S[袋詰め]
有人レジは軒並み4~5人の行列ができていまいしたが、新セルフレジは待ち時間がなく、会計後すぐに車に戻ることができました。
有人レジのデメリットの一つに袋詰め作業があります。有人レジでも買い物かご用のマイバッグを用意すれば時短になるのですが、うまく詰めこむレジの人の苦労が増えるので、いつも申し訳なく思っていました。
スマホでスキャンすることになれれば、レジ袋詰め替え作業が簡略され、かなりいいサービスになります。
本サービスのメリット・デメリット
メリット
- 以前にコンビニバイトなどを経験して、バーコードがどのあたりにあるかわかる人には違和感が少ない
- レジ袋を持っていて大量に買い物する人は、袋詰めの手間がない
- 専用レジがあるので、待ち時間が少ない
デメリット
- スマホ操作に不慣れな方には敷居が高いため、高齢者の多い町では導入時の混乱が多そうです。
- 重量のチェックがないのでこのままだと万引きが増えそう。治安の悪い地域ではこのままでは導入が難しいかもしれません。
最後に
RFIDタグと決済方法の事前登録で、ほぼレジなし決済の技術は5年前からあります。冷静に考えるとこの新セルフレジサービスは進化ではなく、停滞ですね。おじいちゃんおばあちゃんにスマホでバーコード読ませるのは一苦労でしょう。
ユニクロみたいに会計台においたら、合計金額が出るように仕組みなら高齢者にも負担がないと思います。費用がかかるのでしょうが、早くもっと進化した世界で見たいです。