43号線を西へ東へ

フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

洗濯日和を予測!自作気象アプリで快適生活

このブログはプロモーションリンクを含むときがあります


朝の洗濯物干しは私の仕事です。天気がすぐれない気候になると、毎朝外に干すのか、部屋中で干すのかという大変難しい意思決定が求められます。

というのも部屋干しの場合は、送風付き除湿機とファンヒーターの合わせ技を使わないと乾かないですものね。現在、水道光熱費の節約モードですので、中干しは避けたいところです。外に干してもし雨が降ったらもう一度選択が必要になります。

光熱費の節約か、電気と水資源の無駄遣いの再洗濯か、頭を悩ませる問題を、アプリ的なものを使って解決することにしました。

Pythonとショーカットを使ってOpenWeathermapデータを読み込む

洗濯物が乾く条件というものがありまして(後述)、気象データを引っ張ってきたらそれで判断できるかもと思いPythonコードを書きました(ChatGPTが)。

データ取得元はOpenWeather

1日あたり1,000APIコールは無料で1日の上限を超えるAPIコール1回につき0.0012英ポンドとのこと。1APIコールとは、1回のことなのか、1パケット的なものなのかは不明ですが、1日2回使うぐらいでは問題ないようです。

ショートカット+Pythonista、動作しました

出来上がりがこちら。素っ気ない画面ですが、自分で使うものなので動くことに意義があります。

ショートカットからPythonistaを呼び出して、OpenWeatherとデータのやりとりを行い、手を加えて表示させるという流れです。

  • 3時間おきの気象予報データを3日分程度取得しています。
  • 深夜0時の前に区切り線(---)を入れて、視認性を上げました。
  • 基準以下の項目数によって表現を変えました。OKから「やめとき」まで、下記の5つの表現で洗濯外干しのリスクを伝えます。
  • 「低気温」「無風」など、具体的な情報も伝えてその判断基準を示しています。

日時:

  1. OK
  2. たぶん大丈夫
  3. 注意して
  4. 危険やで
  5. やめとき

ちょこちょこいじってます。

最初は気温、湿度、風速の数字を出すだけだったのですが、「たぶん大丈夫」のような判断も入れました。

目標はWetherNewsの下記の画像レベルですが、そこはChatGPTの頑張り次第ですね。

洗濯物が乾く気温と湿度と風速、理論的背景

洗濯物が乾く条件は3つあるそうです。下記の要素が一つでもかけるとからっと乾かないそうです。かなり前に調べたので、コードには残っていましたが、出典は忘れました。

  1. 気温12度以上
  2. 湿度70%未満
  3. 風速2m以上

これに加えて雨や雪という天候では、そもそも乾く可能性が低くなります。それぞれのデータも基準値からどれだけ離れるかで乾き具合も変わってきます。気温も同じ12度未満であっても8度と4度では乾く時間も異なります。

ということで今回の判断基準は単純過ぎますが、毎日の洗濯物の乾き具合を見て変更していきます。目指せ洗濯マスター。

今揺れました。縦揺れ。