昨年、子供がてんかん発作を発症したのがきっかけとなり、先日市民救命士講座を受講してきました。
初めてけいれん発作を間近でみてしまうと軽いトラウマが残ります。そもそもてんかん発作について無知でした。知っていたとしても、倒れている我が子の安全確保をした後は、よく言えば経過観察、放置する以外何もできません。
119番ならびに救急隊の皆さんの落ち着いた指示で本当に助かりました。トラブルへの最も効果的な対処法は事前のシミュレーションでしょう。救急現場の雰囲気も知るためにも、市民救命士講習に参加しました。
市民救命士講習
市民救命士講座のエントリークラス(普通救命コース)の主な内容はAEDの使用法です。倒れている人がいたら、呼吸の確認をする。呼吸停止の兆候が見られたら、周りの人を巻き込んで、119連絡係とAEDを走って持ってくる人に役割を分担することが重要です。
「あなたは救急車を! あなたはAEDを!」
救急救命講座に参加した方なら1度は口にしたことの言葉、実際の現場に遭遇したらさらっと言いたいものです。
役割を分担した後、残った人は心臓マッサージをAEDが到着するまで頑張る。
AEDが到着したら電極を右坐骨下と左脇腹に貼り付けて、AEDの指示通りにすればいい。しかし、一番の疑問はAEDのありかです。
そもそもAEDってどこにあるのだろう?
「AEDマップ」で検索すると出てきます。
何があるか分かりませんから、家の近所のAEDは確認しておくと良いですね。
JR神戸線の駅周辺の設置状況
私の地元、神戸の東側のAEDマップの状況を眺めてみます。駅前にはたくさん設置されています。
駅から少し離れると個人病院や会社に設置されているものが多くなります。営業時間内でないと使えないところも多いので、事前にチェックが必要ですね。
芦屋・甲南山手・摂津本山
住吉・六甲道・摩耶(まや)
最近できた駅「摩耶駅」は周辺は少し少ない気がしますが、近辺にもまんべんなくあります。
灘・三宮
AEDの設置費用
ざっと調べてみました。購入すると20~30万、リースだと5,000円~8,000円/月の費用がかかるようです。耐用年数は6~10年ということで、なかなかの出費です。補助筋等はあるのでしょうか。企業負担で設置されているなら社会的貢献意識に頭が下がります。
電流は流れないが、取り付け練習用の音声が流れるトレーニング用でも10万円弱もするようです。
まとめ
市民救命士講習に行ってきたので、AEDの設置場所について調べてみました。耐用年数が決まっているので、いざ使いたいときには更新されていないような事態が起こりそうに思いました。