実家にはキンカンがなっています。小さいオレンジの粒がかわいいです。たくさん取ってきたので、一部を保存用に料理してみました。
キンカンの保存用は甘露煮やハチミツ漬けが一般的なような気がしますが、塩茹でする方法を見つけたので、それを参考にキンカンを煮てみました。最後でも述べますが、塩分濃度が低いため保存には向かないと思います。
ぜんざいやお汁粉に添えられる塩昆布は、甘さを引き立たせます。塩を入れてキンカンの甘みを引き立たせるのも面白いかもと。作りたての暖かいキンカンの塩茹は正直微妙でしたが、冷蔵庫で冷やすとけっこういけます。
キンカンの塩ゆでのレシピ
下記のサイトの指示通りに作りました。
沸騰したら中火で水が飛ぶまで煮込むだけです。
売ってるキンカンに比べると少し色味が薄いかも。
水1カップ程度
沸騰したら中火にします。
煮込みはじめて15分。たまにあく取りします。
煮込みはじめて30分ちょっと。揺らして煮汁を絡めて、だいたい水が飛んだので蓋押して蒸らします。
瓶に入れて冷やします。
保存食にするなら塩または砂糖はどっさり入れるべき
このレシピは、1〜2%の塩分なのでおそらく保存には向きません。
塩小さじ1/2はおよそ3g程度。煮詰めて水分を飛ばすので計算がこれでいいのかわかりませんが、単純計算すると1.2%です。
保存用に推奨される塩分濃度は5%〜20%とされるので、全然塩分が足りません。2~3日で食べきるぐらいで考えた方が良さそうです。
"デス"マフィンならぬ"デス"キンカン塩煮とならぬように、気をつけたいと思います。
最後に
実家で採れたキンカンを料理してみました。今までは料理することを思いつかず、皮をかじるだけでした。それだとそれほど量を食べきることが出来ず、木になったまま腐らせてきました。あぁもったいない。
今回煮ることを覚えて、私の頭の中も石器時代から縄文時代に移行しましたので、ジャムにしたり甘露煮にしたりチャレンジしようと思います。
追記2024/02/20
出来立てはあまり美味しくないのですが、冷蔵庫で冷やしているうちにだんだんと味が馴染んでくると旨みが増します。
2度目の塩煮は、下茹でしてタネを取りました。さらに押し行くなりました。
実家ネタ
下記が実家の畑ネタです。月2回は行ってるのですが、それほど記事にはしていないようです。