AOTKの機能を調べてまとめています。
今日はATOKに付属する国語辞典と和英辞典の呼び出し方ですが、Windows版とiOS版では動作方法が異なります。その違いを書き残します。
この言葉、この使い方で合ってるのかなって、悩むことがあります。十分に使い慣れているはずの日本語ではありますが、言葉の意味を少しずれた状態で使っていることはよくあります。
言葉を間違えて使っている時ほど恥ずかしいことはありません。プロの物書きだと表に出る前に編集のチェックが入りますが、個人ブログだと間違っていてもそのままです。自分で気付かない限り永久に自分の無知を世間様にさらし続けるとなると、言葉の使い方には気をつけなければなりません。そんなときに役立つのが辞典です。
Windows版ATOKの辞典呼び出し
MacやiOS端末(iPhone・iPad)には標準で辞典機能がありますので、そのありがたみは薄れますが、Windowsには標準辞典機能はありませんので、ATOKの辞典機能は助かる機能になります。
ATOKには3つの辞典が搭載されています。広辞苑第7版・大辞林4.0・ウィズダム和英辞典です。
Ctrlキー(コントロールキー)の2回連打で起動
標準ではCntlキーの2回連打てイミクルが起動します。イミクル画面右上の歯車アイコン(設定)から起動方法を変更するかとも可能です。
文字選択を行うとその語句の意味が表示されますし、文字選択しなくても下記の画面の「検索したい単語を入力」から辞典を使うことが可能です。
前方・部分・後方一致検索も可能
ウインドウを閉じるには[ESC]で
辞書ウインドウはチェックボックスでも閉じることは可能ですが、[ESC](エスケープ)キーでも閉じることが可能です。
イミクル機能をオフにする
イミクル画面の右上の歯車アイコン⚙️から設定画面に入れます。
この画面では起動キーの変換も行うことができます。キーの割り当てを変更することで、指が届きにくい、すでにCntl×2は他のアプリに割り当てているなど、各人の都合に合わせることが出来ます。
iPhone版ATOKの辞典の呼び出し方
一方、iPhone版のATOK辞典の呼び出し方は、変換動作中に行います。かな漢字変換中の候補が表示された状態で、調べたい文字を長押しして辞書を起動します。確定した文字ではなくて変換候補文字を選択するという変わった作法です。
3つの辞典から調べることが出来ます
見出し語検索
前方一致、部分一致、後方一致がこのボタンからできるようです。
iOSの辞書機能
iPhoneにも辞書機能が内蔵されています。
こちらは日本語変換後の言葉を選択して、ポップアップするメニューを左にスライドさせて「調べる」をタップ。
辞書が表示されます。
最後に
映画で辞典が出てきた話。刑務所収監中に、辞典を読んで隅から隅まで読んで偉人になるというものです。一つはスパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン主演の「マルコムX」です。(もうひとつあったような気がします。思い出したら追記します。)
辞典を片手に、言葉を大事に生きようと、映画見た時から結構長い間心がけてましたが、ここ10年ほどはウィキペディア頼りの生活になっていましたね。せっかくあるのだから辞典も使っていきたいと思います。