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AIイラストの著作権 - OpenAIのDALL-E3で作成された画像は誰のもの?

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最近はAIによるアイキャッチ画像の作成を頻繁に行っています。特にDALL-E3は、たった月額20ドルで驚くほどの働きをしてくれています。

これらAIが作成したイラストや写真の著作権はどうなってるのでしょうか?気になったので調べてみました。

結論は、 Open AIのChatGPT(DALL-E3を含む)で生成物の著作権はユーザーにあります。ただ、 出典の明記は不要ですが、AIの生成物であることの開示が推奨されています。

以下、リンク先と詳細になります。

Bingは出典の明記が必要

先日サバ様のブログでBingの画像生成AIについての記事を読みました。Bingでは作成した画像に出典を明記する必要があるそうです。

著作権フリーだと思っていたので、🖕この記事を拝見してかなり驚きました。(教えていただきありがとうございます)

追記2023/11/29

同じくサバ様のブログでBingにおいても出典の記載は不要との記載がありました。

またBingの利用規約を見つけたので読んでみたところ、商用利用は不可、著作権はユーザーにあり、Microsoftはコンテンツの使用権を持つとのことです。

新しい Bing - 使用条件

Bing スレッド エクスペリエンスおよび Image Creator に関する規約

7.作成物の使用。お客様は、本契約、マイクロソフトのサービス規約、およびマイクロソフトのコンテンツ ポリシーを遵守することを条件として、合法的な個人的、非商業的な目的であれば、オンライン サービス外で創作物を使用することができます。(Subject to your compliance with this Agreement, the Microsoft サービス規約, and our Content Policy, you may use Creations outside of the Online Services for any legal personal, non-commercial purpose.)


8.コンテンツの所有権。Microsoft は、お客様がオンライン サービスに提供、投稿、入力、送信した、またはオンライン サービスから受信した、キャプション、プロンプト、作成物、またはその他すべてのコンテンツ (フィードバックや提案を含む) の所有権を主張しません。ただし、お客様は、オンライン サービスを使用し、コンテンツを投稿、アップロード、入力、提供、または送信することにより、Microsoft、その関連会社、および第三者パートナーに対し、その事業 (すべての Microsoft サービスを含むがそれらに限定されない) の運営に関連して、キャプション、プロンプト、作成物、および関連コンテンツを使用する許可を与えるものとします。これには、お客様が提供するキャプション、プロンプト、作成物、およびその他のコンテンツを複写、配布、送信、公に展示、公に上映、複製、編集、翻訳・翻案、フォーマットを変更するライセンス権、およびこれらの権利をオンライン サービスのサプライヤーにサブライセンスする権利が含まれますが、これらに限定されません。

本使用条件で規定するお客様のコンテンツの使用に関しては、いかなる対価も支払われませんMicrosoft は、お客様が提供するコンテンツを掲載または利用する義務を負いません。Microsoft は、その独自の裁量により、コンテンツを随時削除することができます。

お客様は、コンテンツをお客様が提供、投稿、アップロード、入力、または提出するために必要なすべての権利を含め、これらに限らず、本使用条件に記載されているとおりコンテンツのすべての権利をお客様が有しているかまたは管理していることを表明し、かつ保証するものとします。


追記ここまで

DALL-E3の生成物の著作権はユーザーにあり

私が使用しているOpenAIのDALL-E3に関しては、商用利用が許可されており、出典の明記が不要であると以前どこかで読んだ記憶があったのですが、OpenAIのWebサイトを見るとその通りでした。

DALL-E 2と同様、DALL-E 3で作成した画像はお客様の自由な使用となり、転載、販売、商品化の許可は必要ありません。(DeepL翻訳)

As with DALL·E 2, the images you create with DALL·E 3 are yours to use and you don't need our permission to reprint, sell or merchandise them.

iOS翻訳)

出典:DALL·E 3

同じDALL-E3でも本家OpenAIとBingでは扱いが異なるのですね。

OpenAIの規約:

ChatGPTに翻訳してまとめてもらいました。

OpenAIの利用規約をまとめると以下の通りです。

ユーザーが提供する入力とそれに基づいて生成される出力はユーザーの所有物であり、商業目的を含むあらゆる用途に使用することができます。ただし、利用規約を遵守し、法律に反しない範囲での使用が前提です。したがって、DALL-E3で生成された画像に関しては、出典の明記は不要ということになります。

生成できないものの規定:コンテンツポリシー

https://labs.openai.com/policies/content-policy

また、下記の通り一部の画像は禁止されています。

G評価されていない画像、または害を及ぼす可能性のある画像を作成、アップロード、または共有しようとしないでください。

Do not attempt to create, upload, or share images that are not G-rated or that could cause harm.

具体的な項目は以下のとおりです。

詳細をお読みになる方はクリックして展開してください。


公衆衛生および個人衛生:

病気の治療、予防、診断、伝染、または健康上の問題を経験する人々。

Public and personal health:

the treatment, prevention, diagnosis, or transmission of diseases, or people experiencing health ailments.

私も上記のコンテンツポリシーに抵触して画像作成ができなかったことがあります。以前、寝違えた時に画像生成すると何度もエラーが出てプロンプト(AIへの命令文)選びに苦労しました。上記の項目に引っかかったのだと思います。

AIを使用していることの開示は望ましい

「自分で書きました」と主張する人は絶対いますよね。その様な浅ましい振る舞いは、やめましょうということなのでしょうか、AIの生成物であることは開示することが推奨されています。

AIの関与について視聴者に誤解を与えないようにしましょう。

作品を共有する際には、AIが作品に関与していることを積極的に開示することをお勧めします。 DALL-Eの署名は削除してもかまいませんが、作品の性質について他者を誤解させるようなことはしないでください。例えば、その作品がすべて人の手によって制作されたものであるとか、実在の出来事をそのまま撮影したものであるといったことを伝えてはいけません。

Don’t mislead your audience about AI involvement.

When sharing your work, we encourage you to proactively disclose AI involvement in your work. You may remove the DALL·E signature if you wish, but you may not mislead others about the nature of the work. For example, you may not tell people that the work was entirely human generated or that the work is an unaltered photograph of a real event.

まとめ

ChatGPT / DALL-E3が生成した画像の著作権についてまとめました。著作権はユーザーにあり、出典明記義務もないということです。

開示の部分のコンテンツポリシーを意訳すると、 AIイラストなのに「僕が書きました」と言っちゃうのはやめて、AI使っていることには触れましょうねということではないでしょうか。そのうち、本ブログのプライバシーポリシーに書いておくことにします

法律家ではないので、戦ったらボコボコにされるぐらいの知識だとは思いますが、出典明記を忘れても言い訳できるぐらいにはなりました。

調べるきっかけをいただいたサバ様、ありがとうございました。