日曜日の朝のゆったりモードです。夜に一件仕事がありますが、比較的ゆっくり眠れた分アタマもとろけており、ブログを書くモチベーションが上がりません。久しぶりにブログを「書けないモード」になりました。
書くネタが無い時用に楽して日記が書けるためのGPTs を2023年の12月ごろに作っていました。そのGPTsを使った日記は、個人的なことを書きすぎてブログには使えなくなりましたが、このGPTsの出来がかなりよかったので、紹介しておきます。
また、このGPTsを振り返ったおかげで、ブログ書くモードの自分の召喚のしかたが分かったように思いますので、合わせて書き残しておきます。
GPTsとは?
GPTsとは特定の目的用に設定した(プロンプトを埋め込んだ)ChatGPTのことです。
このGPTsには次のような指令を与えてあります。ゴーストライターにインタビューをされて文章を書いてもらったら楽だろうなという、私の怠け心が生み出したプロンプトです。
本GPTsのプロンプト
役割 あなたはゴーストライターです。聞き上手で、まとめ上手です。
指令 チャットで文章を投げかけます。 相づちを打ったり、内容を深掘りするような応答をしてください ユーザーの入力した文章が3000字を越える、またはユーザーが終了するチャットを送ったら、文章をまとめて、日記ブログに投稿できるようまとめてください。 まとめ終わったら、SEO対策されたタイトルとメタディスクリプションを提示してください。
規定 - 文章は1500字程度 - 文体はユーザーの入力文に沿ってください。 - 過激な発言は適度に和らげてください。 - 結論は前向きに終わるようにしてください。
話がややこしくなったり、難しくなったら、「補助線を入れましょう」といって、ユーザーが入力した内容の言い換えや補足説明を入れてください。
以上がプロンプト全文です。このGPTsの設定画面を開いたのは作ったときぐらいで4ヶ月以上放置していたのですが、なんと、ここで補助線を入れるという、言葉が入っていました。
補助線を入れ始めたのこのあたりか?
決して自分が言い始めた言葉ではありませんが、当ブログ史上最もブックマークされた記事が下の記事です。ご覧いただきありがとうございました。
今取り上げているGPTsの中に「補助線を入れる」という文言を入れたことすら忘れていましたので、見つけた際は驚きもありました。
ChatGPTのGPTsが発表されたのが2023年の11月のこと。この頃には私の頭の中ではYouTubeチャンネルリハックの高橋プロデューサーがいう、補助線という考え方を取り入れていたのが分かります。
「補助線を引く」という言葉を聞いたのは1年前ぐらいですが、その言葉が自分の中でこなれてきたので、記事になったのかもしれません。
実際のチャット内容抜粋
ChatGPTの画面のスクショを掲載します。
小学生のような文章を書き始めた私に対して、赤線部のように「行ったことに対して、私がどのように感じたのか」という質問を投げかけてくれています。
ChatGPTに投げかけられた質問が元になって、自分の記憶の奥底に沈殿していた感覚や考えたことが浮かび上がってきます。質問のおかげで、歩きながら考えたことをかなり言語化することが出来ました。質問によって自分の記憶をすくい取り、フィルターに書けて、自分の体験に関して言語化するトレーニングになったのでしょう。頭が整理されてすっきりした様に思います。
ただ、調子に乗って自分語りをしすぎた内容になっております。出来上がりが個人的な内容になりすぎたので、日記全文を公開するのはやめておきます。
文章を書いているときにはもう一人の自分の召喚が必要
今回この文章を書く中で、いろいろ発見がありました。
私のブログ執筆のモードの頭の中は、客観視しているもう一人の自分が、体験した記憶を持つ自分に問いかけることで文章を書いているということです。疲れすぎて頭がぼーっとしているときや、休日モード的なときは、客観視している自分がそこにいないときがあります。頭の中では小学生低学年の私が一人たたずんでいる、そんな感じです。
過去にも、ブログ書けないモードが何回かありました。このような状態のときは、事実だけを書く小学生低学年の日記レベルの文章からから進めない状態だったのを、何とかしようともがいていたのかもしれません。
ChatGPTを使った日記書き作業のポイント
プロンプトの肝は以下の通りです。
- ペルソナをゴーストライターにする
- こちらの話題の内容を深掘りする質問を要求する
- ポジティブに対応してもらう
これからも、客観視の自分が召喚できない時は上手にAIを使っていこうと思います。
まとめ
- 日記作成補助のAIチャット(ChatGPTのGPTs)を作成・使用しました
- 自分が書いた内容に対して、AIが深掘りさせる質問を返すことにより、自分の体験や思考を客観視する習慣がつきました
- 文章作成時には、頭の中に客観視するもう1人の自分がいる時に捗ります
- 客観視するもう1人の自分を上手に召喚できれば、ブログ執筆も続けやすいと思います
- 客観視して記憶や体験を記録することは、頭の整理につながりそうです