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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

今どきの音楽を聴くように心がける

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経験に縛られて、日々の行動が同じことの繰り返しにならないようにしたいものです。そのために、新しいことを取り入れる習慣をつけるよう心がけているつもりです。

経験に基づいた知識と技術を積み重ねることは仕事の基本なので、経験を決して軽視しているわけではありませんが、環境が変化した際に柔軟に対応できるよう準備は常にしておきたいなと思います。

回りくどい書き出しになりましたが、年寄りに近づくにつれてありがちな「昔はよかった症候群」(ノスタルジアバイアス)にはまらないよう心がけようと思います。「バラ色の回顧」ともいうそうです。

日々の行動の根本的なところは、わざわざ意識しないと変えることができないように思います。自由気ままな個人事業主はまわりからの干渉が少なく、自分の考えにはまりがちになりますからなおさらです。

対策の一つとして様々なジャンルの音楽を聴いておこうと思っています。

気がつけばいつものやつばかり

年齢を重ねると考え方も硬くなります。趣味嗜好も固定化するといいます。この数週間、自分が接した本・映画・音楽を振り返ってみると、昔の私に回帰するような行動が多くなっています。

村上春樹も、読みたくなったときには新刊を読まずに、ついつい初期三部作を読み直してしまいます。

車の中で聴く音楽も、若い頃に聞いていたEarth, Wind & Fireやbird、クレイジーケンバンドを聞きがちになります。

もう10月になってしまいましたが、9月は上記の3曲を聴くことが毎年の定番行動になっています。

脳はは、同じようなものを求めがちになる

以前、下調べをせずに映画を見に行く記事を書きましたが、それも「自分の好きなものを選びがち」的バイアスにはまらないようにするためです。

観たい映画をきちんと下調べして、自分の好みに合った映画を決めてから行くという行動は、自分の頭が喜ぶ方の映画を選択している状態で、頭が硬くなるのではと考えています。

それに関連する話題で、堀江貴文氏(ホリエモン)を見直しすきっかけになったエピソードを書きます。堀江氏Twitter(現X)では、あえて自分と異なる意見を持つ人をフォローして、タイムラインの多様性がなくなる。こちら側だけではなく、あちら側やそちら側の人物もフォローしてタイムラインに混ぜ込んで客観的な観点を持っているのだとか。えらいですね。

流行を子供に教えてもらう

うちには大学生と中学生の子供がいるので、子供から薦められる音楽をなるべく聞くようにしています。

近頃の若者は幸せです。ラジオからお気に入りの曲を流れるのを待たなくてもよいのです。おこずかいをためて、厳選してCDを買わなくてもよいのです。レンタルCDリッピングする手間もいりません。

親がファミリープランで加入しているサブスクがあるので、ふところと相談することなく多くの曲が聴き放題です。子供は家に帰ってきたらずっとアレクサで曲を聴いているので、大量の楽曲を聞いています。私が聞くのは、子供の中で選曲された、数日おきに更新されるプレイリストです。

「お父さんの好みがなかなかわからんわ」といいながら、おすすめ曲を選択してくれます。この1年程度で子供に勧められた曲の中で、私に、引っかかったのが下記の3曲です。

レオ/優里

犬から見た飼い主が成長していく話しです。音楽だけで聞くより映像と一緒に聞くのをおすすめします。

「大きなのっぽの古時計」の切なさに近いでしょうか。

強風オールバック

カップヌードルのCMでも使われた曲。中毒性のある曲です。

何の意味も無い曲ですが、三回聞いたら楽しくなるリズムです。

エジソン/水曜日のカンパネラ

かっこいい音楽と意味がないけど楽しい歌詞。不思議な感覚でしたが見事にはまりました。

エジソンYouTubeミュージック、アップルミュージックともに今年よく聴いた曲にノミネートされる事態になりました。

はい、見事にはまりました。

まとめ

年齢を重ねるにつれて自分の好みの範疇で、おんなじものを見たり聞いたり読んだりしがちになります。自分を形成してきたものだから否定はしませんが、ほどほどの割合で納めていくべきだと思いました。

今回、しっかりと中学生の子供のおすすめ音楽にはまっていることが確認できて良かったです。