タイトル通り、ChatGPTにWebページを要約してもらう実験です。最近の私が投稿した記事をChatGPTのウェブブラウジング機能を使って読み込んで要約してもらうことにしました。
初回の要約はもちろん、その後AIに更なる質問も、非常に精度の高い答えが返ってきたので、正直驚きました。
以下にその実例をご紹介します。
ChatGPTにWebの内容を読み込ませる
実際に私が先日書いた記事を読み込ませてみました。下記の運転中に睡魔が襲ってきた記事です。一体どのような返答が変えてくるのでしょうか。
この記事をまとめて
URLを打ち込み、そのページのまとめるよう指示を出しました。プロセスはスピーディで、約20〜30秒の間にウェブページが読み込まれ、基本的な概要が提供されました。
- Q このページをまとめて
- A このページは、著者が運転中にエアコンと送風をオンにしてしまったことで、車内の二酸化炭素濃度が上昇し、睡魔に襲われる件な体験について説明しています。
最初この返答を見て、かなりあっさりとしたまとめが返ってきたので、物足りなく感じました。だが、よく見ると凄く的を射た回答を返してきています。話の本筋をきっちりと捉えているので驚きました。
事故は起こしたの?
アウトラインはわかったところで、話しの詳細を聞くことにしました。
- Q 事故は起こしたのですか?
- A 事故は起こらなかったようです。著者は以前に睡眠不足で寝落ちの経験があったものの、それらの時も無事だったと述べています。
具体的な記事の内容について聞いていくことにしました。事故の有無について、AIはちゃんと理解しています。それどころか、大昔の思い出話も拾ってくれています。
二酸化炭素濃度はどうやって測ったの?
- Q 二酸化炭素濃度が高くなったという根拠は?
- A 著者は直接二酸化炭素濃度を測定したわけではなく、エアコンと送風をオフにしたことと窓を開けて換気した後に睡魔が消えたことから、二酸化炭素濃度が高まったと結論付けています。
二酸化炭素濃度が上がったというなら、その根拠が欲しいものです。書いているときに一番心残りだったのが、数字がないのに言い切っているところです。私が状況証拠と推測で書き切ったのをAIはよく理解しています。
エアコンをオフにした理由は?
- Q そもそも、なぜエアコンをオフにしたのでしょうか?
- A エアコンをオフにした理由は、外が涼しかったのでエアコンと送風が不要だと感じたためです。さらに、エアコンを使うとハイブリッド車のバッテリーが減少するため、ガソリンを節約しようと考えたようです。
エアコンと送風をきった理由も、きっちり読み取ってくれています。そうです、ガソリンが高いので節約したのです。
最後に、この記事の結論は?
- Q このページの結論は?
- A このページの結論は、エアコンや送風をオフにすると車内の二酸化炭素濃度が上昇し、それが睡魔を引き起こし運転中の危険を増加させる可能性があるということです。
結論は最初のまとめと同じ事になりました。注意喚起する内容だったので、「可能性がある」ではなく、「気をつけましょう」になると思っていました。断定を避ける表現は、押しが弱いということがよくわかりました。
まとめ
論文など長くてややこしいテキストを読むのが飛躍的に楽になりますね。ChatGPTに英語の技術論文のページを投げて質問し、要約を作成して、効率的に理解する。時代が変わっているのを実感できて、楽しいです。