2024年7月18日現在の初セミの状況です。7月13日の記事の続報になります。セミが、卵から幼虫になるのが孵化(ふか)、幼虫から成虫になるのが羽化(うか)といいます。
地中で育ったセミの幼虫が羽化のために地上に出てきます。その際、地面には直径2~3cmほどの穴が開きます。
うちの庭でもいくつか穴を見つけました。この穴はいつ頃できたのか気になりましたので、また羽化のタイミングは何時ごろなのか、関連情報について調べてみました。
我が家の庭でも今朝はしっかり鳴き始めました。
昨日のこと、先日は見あたらなかった直径3cmほどの穴をいくつか見つけました。セミが羽化のために出てきた穴です。
セミの穴は木の回りに
セミの幼虫は、木や壁など高いところに上がって羽化を行って成虫になります。梅雨明けの時期には、真夏にセミが鳴いている木の根元には、この時期穴がたくさん見つかります。
昨日見つけたセミの穴がこちらです。
直径3cmほどの楕円形のあなが、木の周りに点在しています。
セミの幼虫は、木の根から樹液を吸って成長しているのでこの穴の下には根があるのでしょう。
ぬけがらも2つ見つけました。ともに地表から1mほどの高さにあります。昨日の朝には無かったので、昨晩に羽化したものでしょう。
セミの一生
セミの卵は、木の表皮や枯れ葉など地上に産み付けられます。その後、孵化して幼虫になってから地中に潜ります。セミの種類にもよるのですが、1年間は卵のままで過ごすそうで、アリに捕食されることも多いようです。
地中では、木の根から樹液を吸って成長し2~5年を地中で過ごします。さなぎにはならずに地上に出て羽化するのが特徴です。
成虫になってからは、10日~1ヶ月ほど生きる言われています。
参考にさせていただいたリンク先
羽化のタイミングは
上記リンク先によると、羽化のスケジュールは下記の通りです。
- 夕方6時~8時頃から羽化が始まります
- 羽化にかかる時間は2~3時間
- 羽化直後は半透明
- 翌朝には黒く、通常のセミ色になる
セミの羽化は、蒸し暑い日が続いた後の雨が降っていない日に行われます。日が傾き、暑さが少し和らいだ夕方6時頃から8時前までの時間帯に、幼虫が地面に出てきて、高い場所に上って羽化を始めます。日中に下見をして目星をつけた場所に、この時間帯に出かけていくと、セミの羽化を観察できる確率が高いです! (リンク先から引用)
子供は大きくなってしまったので、孫ができたら一緒に観察してみたくなりました。
今朝はしっかり鳴き始めました
5時37分頃、セミがうちの庭でもしっかり鳴き始めました。
昨日は九州で梅雨明けしたとのことです。今日明日あたりで近畿地方も梅雨明けになることでしょう。
まとめ
セミの羽化は、蒸し暑い雨の降ってない日の午後6時〜8時ごろから行われます。羽化直後は透明なセミが見れるようなので、時間が合えば探してみたいと思います。