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阪神間の花粉症の状況:2月27日~3月5日

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昨年から花粉症になりました。現在はまだ大丈夫ですが、今年はどうなるんだろうと心配しています。

今年の阪神間の花粉状況を振り返っておきたいと思います。現在のところ去年並みです。

自前のデータ収集ツールで花粉飛散データを収集

先日ウエザーニュースの花粉飛散量数値をダウンロードするPythonistaコードを(ChatGPTが)作りました。

データはこちらからいただいております。

wxtech.weathernews.com

普段はウェザーニュースサイトで確認していますが、昨年との比較したい時は、ダウンロードしたデータと見比べています。

  • 上のグラフは今年(2024年)2月27日から昨日(3月4日)まで
  • 下のグラフは去年(2023年)2月26日から3月5日まで

図1:2月末から3月上旬の1週間の花粉飛散数(昨年と今年で比較)

縦軸の値が若干違いますが、傾向はほぼ去年並みです。

今年は一時間あたり10個を超える日はありませんが、昨年は数回あり、最高値は17個/時でした。

近年はヒノキ花粉が多いのか?スギ花粉の飛散が遅いのか?

過去記事で掲載したグラフに大変興味深いものがあります。昨年の花粉飛散データを累積したグラフを見るとスギ花粉の飛ぶ2~3月よりも、ヒノキ花粉のピークである3月から4月に飛散量が多くなっています。

昨年から花粉症になったので、そのあたりはよく分かりません。今後も調査を続けたいと思います。

昨年の花粉飛散量の傾向


無料のイラスト素材タダ絵様のイラスト

図2の赤矢印が差す黄色の囲み部分は、上の図2月27日~3月5日の値です。ピンクの囲みは3月末から4月上旬の花粉データです。

図2・図3によれば、3月23日頃から急激に飛散量が増えています。下図(図0)によれば4月6日から薬を飲み始めたと記録しています。

図0:昨年4月6日の日誌

外出時はマスクせずに出歩いていましたので、ノーガードで大量に花粉を浴びて発症したようです。図2、図3を見るとかなりの花粉が飛んでいたことが分かります。

図2:2023年の花粉飛散状況(日計のグラフ)

図3:2023年の花粉飛散データの累積グラフ(図2と同じ日計のデータ)

地域差が大きい

他の地域はどうなっているのでしょうか?東京のデータと福岡のデータがありましたので引用します。

東京都大田区のデータ

測定方法は異なりますが、東京都大田区の2023年の花粉飛散状況のグラフがありましたので、いただいてきました。

黄色の折れ線グラフを見るとピークが3月上旬となっており、当方の神戸市南部のウェザーニュースAPIデータとは大きく異なります。

図4:エスエス製薬提供(東京の花粉飛散数のグラフ)

2024年 花粉予報・飛散情報まとめ|アレジオン【エスエス製薬】

福岡県宗像の花粉飛散データ

また、下記の福岡の宗像耳鼻咽喉科クリニック様のページでは、医院の屋上に設置されたスライドグラスで毎日の花粉量を計測されています。2008年からのデータを公開されています。

www.soujibika.jp

図5:2023年福岡県の花粉飛散データ(宗像耳鼻咽喉科クリニックのホームページから)引用

まとめ

東京都大田区、福岡県宗像市のデータと比較したところ、花粉症飛散状況は地域差が大きいことが分かりました。当たり前の話しですが。天気、気温、山までの距離、標高、風向き等場所が違えば状況が変わります。TVなどで花粉の話題が出ていても、東京とこちらは状況違うので注意が必要です。

一方、ウエザーニュース等のアプリでは、天気はもちろん花粉データは地域特性を考慮してアラートを出してくれますので、有用かと思います。

ただし、ウエザーニュースのアラートは少し大げさな予報が多いのが玉に瑕です。「雨が降ります」というアラートの3回に1回は傘が要らない程度だったり、「花粉注意」の場合もあくまで予報で実測値は低レベルだったりします。

降らないという予報でもし降ったときに、怒る人もいるのかもしれません。「多少の雨なら気にしない」人なのか、「少しでも降ったら困る」人なのか、個人の事情によって予報の基準を変えるようなサービスの導入が今後期待されます。

過去2記事に渡って花粉アプリの話題を書いています。

driveon43.com

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