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U-NEXTでトムクルーズのマイノリティ・リポートを観る

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昨日は久しぶりにダラダラと過ごした日曜日でした。

U-NEXTは過去の映画を見れる作品数が多すぎて驚きます。昨日は2本見てしまいました。

U-NEXTトップページでお勧めされた映画トムクルーズの「マイノリティ・リポート(2002)」をみました。超能力者(プリコグ)による未来予知によって犯罪防止を取り組む「プリコグ犯罪予防局(PreCrime)」が試験運用された2054年の世界が舞台です。

被害者はもちろん残されたものにも深い悲しみをもたらす殺人事件。未然に防ぐことができれば、世の中は幸せになるかもしれません。

マイノリティ・リポートの設定の中核となる未来予知ができる超能力者、プリコグは、そもそもが薬物中毒患者が産んだ子どもたちを治療する副産物として生まれました。薬物中毒の治療に用いた薬物は副作用も多く、多くの子供達が亡くなったようです。生き残った3名(アガサ・ダシャ・アーサー)が予知能力を持ち、犯罪予知を行う超能力者(プリコグ)として登場します。

プリコグ達の予知夢を、脳波のモニタリングによって映像化します。映像に映る風景や人物から犯罪者と犯罪場所を特定したのち、犯罪現場に先回りして犯罪を未然に防ぎます。

昔見たドラマ「パーソン・オブ・インタレスト(2011〜2016)」も、シーズン最初の方は、犯罪の未然防止を行うシステムについて描いたドラマでした。監視カメラとAIによる危険予測で犯罪防止を目指すものでした。こちらの設定の方が2024年現在から見るとリアリティがあります。

マイノリティ・リポートは2002年時点の技術で想像した未来を描いていているため、随所にSF部分の古さが目立ちます。行方不明になった息子の思い出の映像の3Dホログラムが2.5Dレベルだったのが象徴的でした。

昔の映像を見て鑑賞に耽るばかりではなく、現在のAI技術の延長で考えれば、画像を3D化してAIと会話可能でしょうから。

このように、20年前の映画の建て付けに気になるところもありますが、この頃の技術の限界等が垣間見えて楽しく見れました。もちろん、トムクルーズがトラブルに巻き込まれながら謎解きをして行くストーリーも、大変楽しいものでした。

次にオススメの映画はこちらだそうです。