杉咲花主演のドラマ「アンメット―ある脳外科医の日記―」を見終わりました。
頭に受けたケガをきっかけに、そのケガ以降のことを覚えられなくなる症状を前向性健忘といいます。
アンメットの主人公川内ミヤビ(杉咲花)も前向性健忘を患っており、その日あったことをすべて忘れてしまいます。それどころか旧知の友人のことも覚えていられません。朝を迎えると全ての人と初対面状態になります。
記憶障害を乗り越えるために、前の晩に日記を書きます。日記には自分が脳外科医として働いていること、同僚たちの名前や自分との関係、出来事に対して感じたことや考えたことを事細かに記録します。
毎朝それまでに書いた日記を全て読み込んで、脳外科医として働くという、現実には難しそうな設定のドラマです。ただ、原作者が脳外科医なので、あまりにも現実離れした設定をするとは思えません。実際に元になる症例がおられたのかもしれません。
また、病院を舞台にしているドラマですが、その院内に全く人がいないのです。ストーリーに関連する人以外のエキストラは最小限で、閑散とした病院の風景が映し出されます。大きな病院ではあちらこちらに人がいますので、その点ではリアリティにかけたドラマでした。
📺📺📺
と、最初にディスるのはただのフリでして、相当楽しめたドラマでした。第1話から11話までNetflixで没頭してみました。
細かな設定なんかどうでも良くなるほど、杉咲花が魅力的でした。それもそうか、彼氏と共演してたわけですものね。幸せ感が溢れ出てる印象を受けました。
杉咲花といえば、山口智充(ぐっさん)と共演した中華食材のCMで、ホイコウロウをがっつり食べるシーンが有名です。
アンメットでも、焼肉丼をがっつく杉咲花のシーンが多くありました。演出の人も意識していたのかな?
大きくなった娘を見守る父親の視点で楽しみました。