43号線を西へ東へ

フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

喫茶おじさん

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読みかけの本。

とあるところに紹介されていた本です。タイトルに惹かれたので読んでいます。

バツ1で、現在は再婚した妻と別居中の定年を迎えたおじさんが主人公です。おじさんが東京で喫茶店巡りをしているのを描いた小説です。

出てくる女性たちに全員に

あなたは相変わらず何もわかっていない

と言われているおじさんの話です。

まだ序盤ですが「何が」分かっていないんだろうと、凄く気になっています。

ふらっと買ってしまった本には、引き込まれて読んでしまう本と、数ページ読んで距離を置いてしまう本があります。

引き込まれた最近の本といえば、昨年読んだハンチバックです。一晩で読み終えてそれから3回読み直しました。いろんな仕掛けがあり、その確認するために日を空けずに再読しました。それくらい引き込まれる本だったということです。

この喫茶おじさんは、ハンチバックほどの癖はないものの、謎を残した話の進み方がとてもおもしろく、最後まで読んでしまいそうです。話の進み方がとても心地よい。

茶店好きでおじさんという私との共通点があるところと、なによりも、

「あなたは相変わらず何も分かっていない」

という謎解き要素があるのが大きい。

先ほど、前妻と会って「何も分かっていない」と言われたところまで読みました。

その先も楽しみになる本に出会えて朝から楽しいです。