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万博のデメリット。高騰する駐車場その2

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大阪・関西万博肯定派の私ですが、困ることがあります。駐車場が高騰している件です。旅費交通費のコストカットが大好きな私には辛い。今回は万博によって値上げされた駐車場のお話しの第5弾です。

先日の記事では普段400円の駐車場が1500円に値上げされていたことを書きましたが、今回はもっと酷い値上げです。

普段600円の駐車料金が7000円!!なんと11.7倍の値上げです。残り会期、10月までの5ヶ月間が思いやられます。

駐車料金7000円といえば、最大料金が7000円かと思いきや、そのレギュレーションはかなり複雑です。

無体な値上げをしたのはどこの駐車場?

地下鉄中央線の朝潮橋駅北側にある駐車場、八幡屋公園駐車場です。

巨大な料金看板に書かれた文字。

拡大してみましょう。

駐車後5時間を超えた場合一律で7000円

カットオフラインが5時間0分0秒なのか、5時間0分1秒なのか、気になりますね。

駐車場ゲートの棒にも警告文が貼り付けられています。

駐車券発券機にもお知らせがあります。

これだけ告知があれば、ウッカリさんの私でも理解できました。

八幡屋公園駐車場の料金(万博期間:4/13~10/13)

料金のレギュレーションを見てみましょう。

昼間料金(8:00~20:00)

時間 平日料金 土日祝料金
~0.5時間 200円 200円
~1時間 400円 400円
~1.5時間 600円 600円
~2時間 600円 800円
~2.5時間 600円 1,000円
~3時間 600円 1,200円
~3.5時間 600円 1,400円
~4時間 600円 1,600円
~4.5時間 600円 1,800円
~5時間 600円 2,000円
5時間超過 7,000円 7,000円

夜間料金(20:00~翌8:00)

夜間は常識の範囲内の料金です。

時間 料金
~1時間 100円
~2時間 200円
~3時間 300円
~4時間 400円
~5時間 500円
~6時間 600円
6時間超過 600円

私の支払い金額は?

というものの、私の場合はこちらの仕事は午前中だけで、駐車時間は3時間半以内ですから支払い金額は600円で済みました。

この辺りの会社のお勤めで9時〜17時勤務の方は、万博の影響を強く受けておられますね。私のように週に数回ではなく、毎日のことですから。

駐車場の混雑状況

実質停められるのが5時間以内になった駐車場の込み具合を記録しております。

朝の駐車場の混雑状況↓

いつもならずらっと車が停まっています。6〜8割は埋まっている印象です。体育館でイベントがある時は満車になります。

私のようにこの近くの会社に出勤に使っている方もチラホラ見かけました。今では9時〜17時の8時間駐車すれば、もれなく7,000円。20時を越えればさらに加算。電車通勤に変えるにしても普段より満員だし、万博対策とはいえ何かがおかしい。

この日はなにしろガラガラでした。

昼の混雑状況↓

駐車車両は少し増えた印象ですが、普段に比べると少ないですね。

多くの方は近くの駐車場に切り替えておられるのかもしれませんね。

そもそもは万博パークアンドライドを使ってもらいたいための施策

法外な駐車料金が設定されているのは、そもそもが万博のパークアンドライドを使って欲しいからでしょう。「7000円に比べると5000〜6500円は割安でしょ?」という担当者の声が聞こえてきそうです。

しかし、そもそも駐車料金が高すぎますよね、6500円て。(ただし、ETCカードを登録すれば、阪神高速利用で1000円オフの割引が効くようです)

そして、これは往復のシャトルバス料金込みの値段です。

シャトルバス料金分を引いてみると実はお得な万博パークアンドライドの駐車料金

シャトルバスの往復料金を1人1000円と仮に設定したら、6500円の駐車料金は実質3500円になります。ETCカード阪神高速利用割引を入れると2500円になります。こう考えるとお得感が出ます。

そもそもシャトルバス料金を含めるから高く感じるのです。駐車料金を3000円前後にして、シャトルバス料金を別途追加という形にすれば、値頃感が出ます。

おひとり様の来場者も車の利用がしやすくなり、地下鉄や東ゲートの混雑の緩和にもつながると思います。

ワンボックス等で7〜8人で来場する時は、駐車場の売り上げが上がります。なんでシャトルバス代をインクルードにしてしまったんでしょうね。

今からでもいいので、駐車場安くならないかな。