ここ20年ほどは、年に1回は寝違えています。首の寝違いです。
いつものことなので、今年は初めての寝違いだったかどうかも忘れてしまいましたが、先日寝違えを起こしましたので、経過を書き残したいと思います。
寝違えて困ったこと
- 車運転中の目視ができない。ブラインドスポットモニター(斜め後ろに他社が走っているとミラーがチカチカする装置)を装備したグレードにしておいてよかった
- 後から呼ばれると振り向けない。つま先を声のする方向に向ければ、痛みなく体ごと回れます
- 起き上がるときに激痛。朝は特につらい。横向けだったり四つ這いになったり、痛みの少ない運動パターンを探して乗り越えました
- 自然と肩がすくんでしまって、浅い呼吸しかできなくなっていた
経過(10月14日〜21日)
- 14日(土)夜から症状が出現、安静時も痛い、起き上がり時や振り返ると激痛
- 15日(日)右首に湿布を貼るも変化なし、バファリン1回
- 16日(月)両首に湿布貼るもまだ痛い、ロキソニン1回
- 17日(火)右腹斜筋のストレッチで痛みが減少、起き上がりは楽になった、右後方の目視は痛む
- 18日(水)痛みがほぼなくなるが、
- 19日(木)右後方の目視で痛みが再発、バファリン1回
- 20日(金) つっぱり感がのこるものの痛みほぼ消失
- 21日(土)痛みなし、右後方の目視はすこしだけ動きにくい
という経過でした。
寝違いが起こる疲労についての考察
寝違いとは、かんたんに言うと首の関節の捻挫です。昔ラグビー🏉で首を酷使したせいで、首の動きにクセがあり、頭を横に倒したときの左右差がかなりあります。
そもそも私は、左右差のベテランでもありまして、小学生の時にモアレ検査で引っかかった事があります。首だけではなく背中もすこしゆがんでいる(側わん症)ので、もともと動きがユニークなのです。
そもそもアンドロイドのように完全に左右対称に動ける人は、レベルの高いアスリートぐらいで、多くの人は程度の差こそあれ、何らかのゆがみとともに暮らしています。日々の工夫で左右差を軽減させれば、何の不満もない生活を送れています。
仕事で手を使う力作業が多いと、バランスが崩れてしまいます。左右の手の作業が異なれば、左右火均等な作業によって体は多少はゆがんできます。長時間作業や作業の強度が強いときなどの数日後は注意が必要です。忙しい後の数日後に腰か首に痛みが出ます。
今回またでました。
忙しいときにこそストレッチなどのコンディショニングが重要と痛感・・・したのも何十回目だろう。
反省、わかっているけどできない対処法
今回寝違えたのは体をねじる動きを繰り返したからです。ねじる動きは左右の筋肉の活動が異なるので、疲労した筋肉が硬くなると関節に負担がかかります。
8月にキーボードを打ちまくっていた時に、首が硬くなって全身の疲労感がどっと出ました。その際は、体をねじって座っているわけではないので、関節の動きの許容範囲内で筋肉が硬くなるので、疲労感は強いが関節面の圧縮は起こるが、剪断や回旋のストレスは少ない。そのため、寝違いは起きないと言えます。
以下、疲労回復の対応策について考えてみます。
体が硬くなったときに睡眠時間をしっかりとるのは非常に有効な手段ですが、体のねじれが存在するときには注意が必要です。寝ている間に疲労した筋肉はより硬くなり、ねじれを増大させることもあります。
からだが硬くなってねじれそうなとき、それを予防する運動は、左右均等な動きが求められるウォーキングなどの運動です。右足・左足が求められる作業が同じなので、体のゆがみが増大させるリスクを最小限にしながら、体を温めて硬い筋肉をほぐすことができます。
体力がある方は、おなじく左右の足の仕事が同じランニングでもよいと思いますが、強度が高くなると硬い筋肉ばかり使ってしまう場合もあります。体のことはブラックボックスが多すぎてどう転ぶかはやってみないとわからないことが多いです。いろいろやって失敗しながら、自分の最適解を探すしかないと思います。
そうはいっても、忙しいときは疲れています。そんなときは睡眠を優先させてしまう自分の弱さが、いちばんあかんところですね。
まとめ
気をつけていたつもりですが、今年も寝違えてしまいました。来年は寝違いゼロで日々を過ごしていきたいと思います(宣言)。
追記
寝違い2日目に、小一時間ウォーキングしようかと思っていたことを思い出しました。子供のトラブルで、結局その日は歩けずじまいに終わりました。
ハインリッヒの法則ほど大事ではないですが、一応対応策を考えてあったはずの問題が具現化するときは、不測の事態が重なるといいますか、まさにその通り。
先延ばしせずにやれるときにやっておく。