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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

ターミネーターをより理解するためのチャートを作った

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昔から AIディストピア作品 に興味がありました。

AIディストピアとは、ロボット/人工知能(AI)/自動化システムが社会の意思決定や監視・統治を担い、その結果として 人間の自由・尊厳・安全が侵食されていく暗い未来像 を描く作品群のこと。

私的には、その象徴はやはり ターミネーター です。溶鉱炉に沈んでいくT-800(アーノルドシュワルツネッガー)をご記憶の方も多いと思います。あのエピソードは2作品目。そのほかに首がグルグル回る女性もいました(T3)。超人的に改造された人間のエピソード(T4)もありました。

先日Netflixのおすすめに上がってきた「ターミネーター・ニューフェイト」をみましたが、過去の作品とは食い違う点がありました。最も大きな点は、未来の革命軍のリーダー、ジョン・コナーがかなり冒頭で死んでしまうということ。

いったい各作品の繋がりってどうなってるの?そして「ターミネーター」と名のつく映像作品は、いくつあるのでしょうか?調査してみました。

ターミネーター映像作品一覧(本記事の数え方)

本記事では 合計9作品 として整理します。

  • 映画:6
  • シリーズドラマ:1
  • アニメ:1
  • アニメ(Webシリーズ):1

※ シリーズ作品・アニメは「各1作」扱いです。

ターミネーター映画6作品を3つの世界線から分析する

映画は下記の通り6作品ありました。

  1. ターミネーター1984
  2. ターミネーター2(1991)
  3. ターミネーター3(2003)
  4. ターミネーター4(2009)
  5. ターミネーター:ジェニシス(2015)
  6. ターミネーター:ニュー・フェイト(2019)

ストーリーの流れから3つの世界線に分かれます。以下に映画自体を分けてみます。

世界線 A :ジェームズ・キャメロン監督作品

一般的には数字通りに話が進んでいくと思うじゃないですか。ターミネーターは全く違うんです。

T1→T2までが基本のストーリーとなっております。そこからどっちの方向に進むのか、焼き直すのかで、世界線が分かれます。

正しい系譜は監督ジェームズ・キャメロンの撮った作品(世界線A)となるようです。

T1→T2→ニュー・フェイト

先日ニューフェイトをみて、いきなり主人公であるはずのジョン・コナーが殺されたところから始まってかなり驚きました。

公式でも3〜5は無かったことになっているようです。

世界線B:審判の日は延期されただけだった世界

T1・T2の世界を延長した元々の世界線スカイネットの核攻撃を一度は回避したかにみえましたが、T3で結局核攻撃は避けられず、その後ターミネーターとの戦いに突入していきます。

ターミネーター4

ターミネーター4

  • Helena Bonham Carter
Amazon

世界線C:登場人物をそのままに、リブートしたターミネーターの世界

『ジェニシス』は「第1作の設定をベースにしつつ、過去と未来を書き換えた独立したパラレルワールドと理解するのが最も正確です。

シリーズドラマ(1)

  1. ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ(2008–2009)

シリーズ2まで放送。シリーズ3はキャンセルされ、未完となっています。

数年前にみた朧げな記憶ですが、シリーズ2でAIの学習風景が描かれていて、オフラインだったスカイネットがオンラインになった瞬間を目撃しました。

アニメ(1)

  1. ターミネーター0(Netflix / 2024)

Netflixでみました。日本が舞台で、未来から来た主人公がスカイネットに対抗するAIを開発するというお話し。

アニメ(Webシリーズ)(1)

  1. ターミネーター4:ザ・マキニマ・シリーズ(2009)

未鑑賞です。

「番外編は除外」する数え方もできる

もし 「ザ・マキニマ・シリーズは番外編として除外」 するなら、合計は 8作品 です。

(映画6 + サラ・コナー クロニクルズ + ターミネーター0)


系譜のチャート

flowchart LR
  %% =========================
  %% 左:正史(キャメロン直系)
  %% =========================
  subgraph CANON["正史(キャメロン直系)"]
    direction TB
    T1["ターミネーター<br/>(主に1984 / 未来2029)"]
    T2["ターミネーター2<br/>(主に1995)"]
    NF["ターミネーター:ニュー・フェイト<br/>(1998の事件 → 主に2020 / 未来2042)"]
    T1 --> T2 --> NF
  end

  %% 分岐点(ここを作ると配置が安定しやすい)
  BR["分岐(T2以降の別世界線)"]

  %% 正史から分岐点へ(点線にして「正史の続きではない」感を維持)
  T2 -.-> BR

  %% =========================
  %% 右:別世界線(縦に積む)
  %% =========================
  subgraph OTHERS["別世界線"]
    direction TB

    subgraph B["ターミネーター3系"]
      direction TB
      T3["ターミネーター3<br/>(ターミネーター2から約10年後)"]
      T4["ターミネーター4<br/>(主に2018)"]
      T3 --> T4
    end

    subgraph D["テレビシリーズ派生"]
      direction TB
      TSCC["ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ<br/>(TVシリーズ / 2008–2009)"]
    end

    subgraph C["大幅リブート"]
      direction TB
      JN["ターミネーター:ジェニシス<br/>(2029 → 改変1984 / 1973など)"]
    end

    subgraph E["アニメ(独立軸として扱われがち)"]
      direction TB
      T0["ターミネーター0<br/>(アニメ / 2024)"]
    end
  end

  %% 分岐点から各世界線へ
  BR --> T3
  BR --> TSCC
  BR --> JN
  BR --> T0

  %% 注釈(必要なら残す)
  T2 -. "ニュー・フェイトはターミネーター2以降の他続編を無視して続く" .-> NF

まとめ

現状の解釈を大事にするなら、正史(世界線A)一択

T1→T2→ニュー・フェイト

ターミネーターの歴史を楽しむなら、世界線B

T1→T2→T3→T4

後は別腹として楽しむ、それが私がおすすめするターミネーターシリーズの楽しみ方です。