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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

本業のチラシを作成したときに、ブログをやっててよかったと思ったこと

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10月は本業のチラシを作成していた。一人親方的な仕事スタイルなので、自分で営業して、お金の計算をして、業務をおこなう。チラシとはホームページとかは営業の範疇の仕事である。

お一人様職場でつらいことは、自分の仕事を客観視することが難しいこと。一般的には、自社の商品を売り込むとき「こんなに我が社の商品は素敵ですよ」、ということを声高らかに世の中に発する。これは営業やマーケティング担当部署だからできるのである。多分現場の技術者が広告宣伝のキャッチを書くと、誠実さにあふれている文章ではあるが、売れない文章になってしまうような気がする。しらんけど。

大きな会社のやるような広告宣伝を、お一人様仕事でやってしまうと「俺って凄いでしょ、こんなにいい仕事してるんですよ」と胸張って言ってしまうイタイやつになってしまう。

しかし、自分の技術を売る仕事なので上手に言えないといけないわけだが、文章が追いつかないジレンマは絶えずつきまとっていた。チラシやホームページ作りが壊滅的に苦手なのが、上記のような自分の中にいるイタイやつと戦いながらテキストを書いているのに疲労していたからである。すぐタイピングの指が止まってしまってた。

ただ、今年の5月から仕事とは無縁の本ブログを立ち上げて、毎日ではないが毎週更新はしてきた。一応継続できていることで「俺って凄いでしょ」という言葉を、やんわりと言い替えて出来るようになってきていると感じる。文章で考えや気持ちを表現するのが慣れてきた、というのが正解かもしれない。

表現を変える、事実のみを書いてみる、たとえ話を探してみる、大上段にまとめてみる、など以前よりも多少の技的なものが備わっているように思う。

ただ、妻氏に添削したもらったらチラシの文字量が多すぎるとの指摘があり、妻氏が首を縦に振るまで削ったら、最終的には文字量が1/10になった。たいした文章ではなくても自分で書いた文章は愛着があるもので、バッサリ削るという発想は思いもよらなかった。

客観的な視点は大事である。妻氏には感謝である。大量に書いてざっくりと消したら、芯のあるキャッチが残ったような気がする。

事務所に打ちやすいキーボードが来たことだし、気持ちよくタイピングできる環境がまた増えた。いろいろと試行錯誤していこうと思う。

日記でした。