今日は暑くなりましたね。
客先訪問の帰りに困るのが、炎天下でとんでもなく暑くなる車内温度です。駐車時間が1~2時間でも、乗り込むのが耐えがたいほどの高温になっています。車内が暑いのはもちろんですが、ハンドルがものすごく熱くて握れない。しかし、次の訪問先に急がねばならないのです。暑いし、熱いし大変です。
## 左側にあるエンジンスイッチ。乗り込まないとエンジンをかけられない仕様
さらに残念なことにエンジンのスタートボタンがハンドルの左側にあります。スタートボタンが右側にあれば、車に乗り込まずにエアコンをかけられます。乗り込まなくてもいいので、少しでもこの苦痛から解放されるのにといつも思っていました、去年までは。
MyToyota+は車から離れていてもエンジンをかけられる
そんな暑がりの私にぴったりのアプリがあります。トヨタのMyToyota+です。月月220円と有料にはなりますが、スマホからエアコンをかけることができます。
スマホアプリのボタンを押すだけで、設定された温度めがけてエアコンがフルパワーで車内を冷やしてくれます。ただ、スマホアプリで設定してから、実際に車にそのしれが届くまでに、1~2分のタイムラグがあります。
駐車場から近いときは特に、客先を出た瞬間にスマホを操作しないと、車についたときにまだ作動していないときがあります。
エアコン起動指令を受けた車は、ハザードランプが点灯します。車に向かっているときにピカピカ光れば、相棒の居場所がよくわかります。
エアコンをかけた状態のメーターは次のような表示なっています。電源は入っているけど、走り出せない状態のようです。
ブレーキを踏みながらエンジンスイッチをオンにすると、緑色のREADYマークがついて、ハイブリッドシステムが起動します。
最近の車には携帯電話の回線が積み込まれているので、このようにエアコンをかけることや、走った道をスマホで確認することができます。
便利な世の中になったものです。
ナイト2000の時代はそのうち来るのか
逆にいうと、システムがハッキングされれば居場所も筒抜けだし、エンジンを止めることもできるのかも、と思うと少し怖くもあります。トヨタのサーバーの脆弱性など素人にはわからないことなので、気にせずその利便性を無邪気に喜びたいともいます。
そのうちApple Watchで「おいキット、車内を冷え冷えにしといてくれ」「はいマイケル、また会えてうれしいです」なんてことができるようになるんでしょうね。