大阪万博への移動に使える一日乗車券がいくつか発行されています。
今回はJRとOsaka Metro内で使える「大阪スマートアクセスパス」、1200円で指定区間内が乗り放題となるQRコードチケットのお得度を調査しました。
価格
価格:1200円 期間:発売中(10月31日まで)
購入と利用には「KANSAI MaaS」が必要です。
利用区間
具体的には下記の範囲です。伊丹空港や関西国際空港からのアクセスは含まれておらず、新大阪からのアクセスに便利なチケットです。
利用方法
kANSAI MaaS アプリのQRコードで乗車します。
使用例とお得度
実際にどれくらいの利用でお得になるのか検証します。
新大阪〜夢洲 への移動では
新幹線が停まる大阪の玄関口である新大阪駅から夢洲に向かう場合のケースを考えてみましょう。
大阪メトロを使う場合は、御堂筋線から中央線に1回の乗り換えで済みます。所要時間は、順調にいけば40分程度です(本町駅の乗り換えも含む)。
単純往復(合計860円)
本町駅のホテルに寄り道した場合(合計1,000円)
うーんあまりお得感を感じません。
ブラスもう1ヶ所寄り道してみましょう。
- 本町のホテルに行って、通天閣に登ってから万博会場に向かう(合計1290円)
ギリギリお得かも。
このように新大阪〜夢洲間のみの利用では、全くお得感がありませんが、2ヶ所以上寄り道するなら、お得になります。
万博通期券を買っておられる「やねしん」さんは、後述する大阪メトロの26時間券を使って、昼食を食べに外出されています。
このような乗り放題パスがあれば御飯時に万博会場を脱出して、天保山やATC、本町、はたまた肥後橋まで足を伸ばして、ご飯を食べることが可能になります。
比較的空いたところで食事してから再入場すれば、リフレッシュした気分でさらに万博を楽しむことができそうですね。
大阪城観光と万博めぐり(夜)
今度私自身が大阪城のイベントに行く予定なので、昼間に大阪城を観光して、大阪・関西万博は夕方券で入場するケースを考えてみます。
あまりお得感のない使い方でした。
大阪メトロ限定のチケットもあります
上述のやねしん様のブログで紹介されています大阪メトロ全線のチケットもあります。
大阪スマートアクセスパスからJR部分を除いた大阪メトロ全線で使える券です。利用期間が26時間、48時間から選べます。
- Osaka Metro 26時間券:1100円
- Osaka Metro 48時間券:1800円
エンジョイエコカードは使えるの?(追記2025年5月10日)
大阪メトロ、大阪シティバスで使える一日乗車券券(大人平日820円、日祝日620円、子供310円)は、残念ながら夢洲駅では使えません。
まとめ
大阪観光を何ヶ所かお考えの方は、基本は大阪メトロの26時間券がお得です。JR環状線を利用して観光される予定の方は、断然大阪スマートパスタがお得になります。
大阪観光をお楽しみください!