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大阪・関西万博8回目【阪神高速淀川左岸線〜西ゲート】

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7月1日火曜日の夕方、8回目の大阪・関西万博に行ってきました。開幕から80日目にあたる日だったようです,

阪神高速淀川左岸線を走るバスに乗り、関西パビリオンを堪能して、空いてるパビリオン巡りをしていたら、ずっと見たかったドローンショーを眺めることができました。

珍しく人が少ないし、行列のないパビリオンがたくさんありました。当たりの日でした。

シャトルバス乗り場:大阪駅(南)ターミナル

大阪駅の元丸ビル跡地にできたバスターミナル(大阪駅(南))から、バスに乗って西ゲートに向かいました。

暑いので東梅田駅から梅田ダンジョン(大阪駅周辺の入り組んだ地下街群)を通って、バスターミナルに向かいます。丸ビル跡は直接地下からは行けないので、ヒルトンホテルのところから地上に上がりました。

大阪駅(南)ターミナルとは別に大阪駅(北)ターミナルがあるので注意しましょう。

ヒルトンホテルを出るとバスターミナルは目の前です。

https://www.transport.expo2025.or.jp/route/bus/osaka-south.html

関西MaaSというアプリでチケットを予約します。片道1000円なので、地下鉄で向かう方が安いのですが、バスにしたのには訳があります。

未開通部分の阪神高速左岸線を走れるんです。

シャトルバスで阪神高速淀川左岸線を走る

大阪駅(南)ターミナルを出て、阪神高速と合流するまでの走行経路は以下の通りです。地図の上に見えるのが淀川(新淀川)で、その堤防に沿って作られたのが阪神高速淀川左岸線です。

キッテの前を通って大阪駅桜橋口を過ぎて、西へ向かいます。金蘭会中高等学校前を北東に曲がり十三(じゅうそう)方面へ向かいます。

新十三大橋沿いに新設された万博専用ランプを通ります。ゲートが2箇所あり、一般車が間違えないように配慮されています。

ランプを登っていくと右側に新十三大橋を渡る車たちが見えます。

並走しますが合流はせず、バスは左に曲がっていきます。ここから阪神高速淀川左岸線です。

とりあえず走れるようにしたって感じの道路でした。淀川左岸線として完成する時には、淀川の堤防の一部となって全線トンネルの高速道路になるはずですが、半分ぐらいはオープンエア。その方が気持ちよかったです。

運転手さんのアナウンスではやや遅れとのことでしたが、順調にバスは運行してい、17時ちょっと前にゲート前に到着しました。

大阪・関西万博、西ゲート到着16:57

がら空きです。いつ来ても夢洲は風はあるけど心なしかむしっとしました。スマホに自動的に記録されている気象データを見ると、

気温32度、湿度59%、風速11m

なんとか過ごせる気候でしたが、パビリオン内はけっこう蒸し暑かった記憶があります。

関西パビリオンへ

この日の予約は関西パビリオン。

三重県ブース

三重県では名刀正宗の展示の見学

徳島県ブースで藍染め体験!17:35

徳島ブースでは藍染め体験の体験ができます。10分ほど待ちましたが、待つ甲斐はあります。

紐を液につけて、引き上げて。この工程を2度繰り返すだけですが、話しを聞くだけ、見るだけより、体験する重要性を再確認しました。

藍を使った染色は、色をつけるだけではなく細菌(?)の働きで染め上げるので、結構匂いがキツイです。近くでやってみないとわからないもんです。

ピントがボケていますが私の染めた糸。綺麗な藍色に染まります。

その他京都、兵庫、鳥取を見学しました。混んでて他は見れなかったので退室。

珍しく空いていた万博会場

お目当ての関西パビリオンを堪能し帰ろうかと思ったら、並ばずには入れるパビリオンがありました。ここも空いてる、あらあそこもと、気がつげは次から次にパビリオン巡りをしてしまいました。

開幕から80日目にあたる7月1日は、来場者数が10万人ちょっと(関係者含む)。どうりで空いていたわけですね。

飛び入りしたパビリオン

夜の地球館 18:57

夜の地球感。木工、漆塗り、金箔と日本の伝統工芸技術をこれでもかと盛り込んだ日本のパビリオンです。待ち時間なしで入ることが出来ました。

綺麗に作られた工業製品が多い中、手作業の一級品の凄さを見極める能力が自分にはあるのか?はなはだ不安です。

その地球儀の出来上がりを見てキッチリと感動するための教養を詰め込んでおきましょう。前室にあるメイキング動画を一通り見てから見るのがおすすめです。

素材を形作る技術、装飾する技術をみると、その完成度の高さに驚きが100倍増します。

アゼルバイジャン館 19:15

数あるパビリオンの中でも、外観はかなりお気に入りのアゼルバイジャン館です。待ち時間10分ほどで中には入れました。

アゼルバイジャンは、トルコの東、イランの北、ロシアの南に位置する元ソビエト共和国の国。色んな人種が交わる多様性に溢れた国です。

壁に様々な人種のアゼルバイジャン人の顔写真が展示されている、そんな感じの展示が印象的でした。

ja.wikipedia.org

せっかくなので、各国の国旗だけでも覚えておこうと思います。

国旗の象徴の意味は次のとおり

三日月はイスラム国家を表すのですね。

チリ館 19:30

チリの国旗

  • 白い五角形の星:進歩と名誉を意味する
  • 青:空
  • 白:アンデス山脈の雪
  • 赤:独立のために流された血

現在のデザインとなったのは1817年。現存する国旗の中では正式制定が最も古い国旗なんだとか。

チュニジア館 19:38

ろくろを回すお兄さんが目印のチュニジア間です。

カンボジア館 19:45

コーケー遺跡とたわわに実ったイネのジオラマが展示されていました。

人が少ないこともあり、広々とした空間でゆったり出来ました。

アルジェリア

バルト館(リトアニア/ラトビア

パビリオンの案内役お兄さんがイケメン揃いでした。

EU

モニターの前にある植物の葉を優しく触るとモニターに表示された画面が展開していきます。振動センサーが植木鉢に仕込まれているようです。インタラクティブな操作感を楽しみましたが、戻ること、左右選択などは出来ません。進むのみです。

いつまでも観ていられるロボットアームが作る砂の模様。

タッチパネルで折り紙をしながらEUの先進的な取り組みを学びましょうという展示

長居してしまったら、ドローンショーが見れなかった

8つほどパビリオン巡りをして、外に出たらみんなが南の空を眺めています。

気がつけば夜空にはドローンショーが終わりかけていました。

ドローンショーは9時台だと勝手に思い込んでいました。それなら最初からきちんと観れば良かった。

引き続きパビリオン巡り

バングラデシュ

日本と色違いの国旗を持つバングラデシュ、親近感が湧きますね。

革の輸出もしているようです。

以前、靴を作っていたときに見に行ってた革屋さんでも取り扱いがありますね。

原産地から選ぶ > バングラディシュ – 【レザークラフト用革材料専門店】BROWN LEATHER

セネガル

20時回っているのに、行列の出来ているパビリオンもありました。エジプト館です。また次回に取っておこう。こんなに空いている

帰りも西ゲートへ 20:19

11個のパビリオンを巡り堪能したところで良い時間となりました。

帰りの夢洲駅に行くまでの大回りや大阪メトロ中央線の混雑を避けたかったので、行きに続いて帰りも西ゲートから帰ることにしました。

滞在時間は3時間と少し。

大屋根リングを出ると夜のガンダムがお見送り。

桜島行きのシャトルバスに乗って帰りました。

帰る頃には気温は下がったものの、湿度が上がって蒸し暑かったです。

29°C 気圧湿度74% 風速7 km/h

最後に

夕方から夜まで大阪・関西万博会場を堪能しました。10万人ぐらいが適正人数なんでしょうか。パビリオンもいろいろ回れて満足度が高い8回目の万博になりました。