先日、43号線の五合橋交差点で見覚えのあるロゴのトラックを見かけました。サッカーJリーグ清水エスパルスの胸スポンサー会社の鈴与株式会社のロゴでした。
Jリーグは現行のルールでは、1シーズンにホームゲームとアウェイゲームの最低2回戦います。天皇杯やルヴァンカップの対戦があれば追加で最大4回、合わせて6回戦うこともあります。(今年は清水エスパルスがJ2降格したため対戦は無し)
対戦のたびに見るロゴが物流関係の会社のロゴで、43号線で見る機会があるとは。てっきり静岡県で有名なスーパーマーケットか何かなのかなと勝手に考えていました。
清水エスパルスといえば、私が最初にセレッソ大阪の試合を見に行った時の対戦相手。試合内容は覚えてませんが、逆転負けで悔しかった思い出はあります。いろいろ気になったので調べてみました。
既視感のあるロゴ
既視感、そのロゴを見たときに感じました。清水エスパルスのユニフォームに印刷された鈴与のロゴです。普段はオレンジがよく似合うロゴですが、今日はトラックの荷台のシルバーに印刷されています。
清水エスパルス公式サイトから引用
清水エスパルスの胸スポンサーは物流業界の会社でした
鈴与株式会社は 清水エスパルスのユニフォームの胸スポンサーで、普通であれば年に2回対戦して目にするロゴです。今年は清水エスパルスはJ2に落ちたので直接対戦はありませんが、記憶の片隅にあったのでしょう。思わず写真に撮っていました。
今年、Jリーグが30周年を迎えました。最初期からJリーグに参画した10チームをオリジナル10といわれます。清水エスパルスはオリジナル10の一員です。オリジナル10の中では唯一の市民チームが前身のチームとのことです。
長い歴史がある清水エスパルスですが、昔はJALが胸スポンサーだった記憶があります。いつから鈴与株式会社に交代したのでしょうか。
歴代の清水エスパルスの胸スポンサーを調べてみました。
歴代のユニフォームがまとめられているサイトを見つけたので、引用させていただきます。清水エスパルスの胸スポンサーは日本航空(JAL)と鈴与株式会社2社でした。
Jリーグの前身の日本サッカーリーグは社会人リーグでしたので、ほとんどのチームは会社のチームで、Jリーグが発足した時にも親会社がありました。セレッソならヤンマー、名古屋グランパスならトヨタです。
なぜJALが、子会社でもない清水エスパルスの胸スポンサーになったのか、その理由がWikipediaに書かれていました。Jリーグオリジナル10のチームで唯一の親会社が無いチームなので、そこに目を付けたJAL社員が営業で勝ち取った胸スポンサーだったとのことです。
経営悪化の影響からか、JALの胸スポンサーは2005年で終了します。2006年から胸スポンサーは鈴与に変わります。その後2010年1月19日にJALは会社更生法を申請し、事実上の経営破綻となりました。
スポンサーしている経営状態じゃないJALに対して、清水エスパルスは粋な計らいをします。最初にスポンサーを申し出たJALに敬意を表して、袖やパンツ前面のスポンサー枠を無償で提供してたのだとか。
セレッソと清水エスパルスの対戦成績
私がJリーグのサポーターデビューをしたのが、清水エスパルス戦でした。当時の小林伸二監督の指揮によく負けていた記憶があります。実際の対戦成績を振り返ってみます。
通算成績
セレッソ対エスパルス | |
---|---|
全対戦 | 23勝10分23敗 |
リーグ戦 | 22勝9分17敗 |
ルヴァン杯 | 0勝0分4敗 |
天皇杯 | 1勝1分2敗 |
カップ戦では分が悪いですが、リーグ戦では5戦勝ち越し、トータルでは互角です。
2016年以降のセレッソとエスパルスの対戦成績
セレッソ対エスパルス | |
---|---|
J1 | 5勝2分5敗 |
J2 | 1勝0分1敗 |
とこれまた五分五分で、それほど苦手でもないということでした。
初めて見た試合が清水エスパルス戦でした
試合内容はまったく覚えてませんが、清水エスパルスサポーターさんの太鼓のリズムが独特で耳に残る応援だったのは印象的でした。あとは負けても歌って応援するゴール裏サポーターさんたちの熱意を感じました。
7年前の試合ですが、いまだに在籍する選手もいます。 (ジンヒョン・松田陸・山下達也・丸橋祐介)
去った選手や引退した選手も懐かしいですね。
思い出の写真を張っておきます。
最後に
43号線で鈴与のトラックを見た時に、写真を本記事の流れを思いつきましたが、それが先週のこと。下調べしたり、写真探す作業にかなり手間取りました。自分が最初に見た試合が鈴与株式会社のロゴのついたチームだったとは。過去を振り返るのも発見があるものです。
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