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フリーランスの備忘録、アウトプットの実験場

本気でマラソンを走っている人のフォームは美しく、合理的だ

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この一ヶ月は、ほぼ毎朝走っています。速ければ5時前に、遅くとも5時半に出走しています。3~5月も同じ時間帯に走っている人は何人かいましたが、7月になってからは急に走る人が多くなってきた印象です。いろんなランナーにすれ違います。

先日、私の倍ぐらいのスピードで後ろから追い抜いていくおじさんがいました。キロ4分や5分ペースでしょうか。サブスリーを狙っているのでしょう、とにかく速かったです。体型は普通の方でランナー体型ではありませんでしたが、走るフォームはきれいでした。後ろから見ていても無駄がなくて、左右差もほとんどないフォームでした。

きれいな走り方、歩き方は見ていて気持ちのよいものです。朝からよいものを見させていただきました。

若いときにフルマラソンを走ったことがありましたが、4~5時間で走るぐらいの集団にいたので、私も含めて癖の強い走り方をされている方が多かったです。

左右どちらかに傾いて走っている人、右腕と左腕の振り方があからさまに違う人、どちらかの足を引きずるように走っている人など。

5時間ペースで走っている人たちの個性的な走り方を見慣れていると、折り返した先頭集団のすれ違いざまのスピードの違いに驚きます。あれはダッシュです。同じ距離を2時間で走ろうとしている人たちと、5時間かかってしまう我々では質的には全く別の競技です。

体力・スタミナの違いだけではない、動きの質の違いを感じます。同じ走るという動作でも、上手い下手がありそれがスピードの変化につながるのでしょう。

できればきれいなフォーム走りたいものだなぁ、と私を秒で追い抜いて走り去ったおじさんの後ろ姿を眺めながら、考えるある7月の朝でした。