実家のデコポンが食べ頃を迎えています。甘くて種無し、何個でも食べられます。
結構な数を食べても、デコポンの木にはまだまだ実が残っています。食べきれないのが悩みのタネです。
しかしデコポンとは変わった名前ですね。その名前の由来と特徴的な形と甘みについてまとめておきます。
デコポンとは、清見とポンカンを交配された品種です。頭の部分がデコ(コブ状)になっているのでデコポンと命名されたそうです。
正しくは、糖度13%以上かつクエン酸1.0%の物がデコポンと認定されるそうです。基準以下のものは不知火(しらぬい)と呼ばれます。熊本県宇土郡不知火町(現宇城市)で試験的に栽培が始まったことが由来なんだとか。
実家のデコポンは糖度検査を行っていないので、不知火の可能性はありますが、十分甘いです。
しかし、採ってきた実家のデコポンを眺めてみると、デコポンがデコポンたる所以であるデコが小さいのがあります。デコポンと言えない暗い小さいものもありました。
デコの大きいものを左に、小さい物を右に並べてみました。皆さんはどのデコポンが美味しそうに見えますか?
デコの大小で甘さが変わるのか、なぜ大小があるのか、謎は深まります。昨年はほとんど手入れをしていないので、今年はしっかり手入れをしてキレイなデコを作りたいと思います。
追記 2025/02/19
スーパーでデコポンと不知火が並んで売られていました。その価格差は3倍弱でした。糖度を上げて酸味を下げる、その労力やコスト分が上乗せされているのでしょう。