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大阪の地下鉄とバスの乗り継ぎ割引が終了【2025年3月】

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大阪市交通局時代から続いていた、大阪メトロと大阪シティバスによる地下鉄↔︎バスの乗り継ぎ割引制度がなくなるようです。

定期券を持たない私も存分に使用してきた割引制度でしたので、非常に残念です。

その代わりに、2025年4月1日からOsaka Pointの新サービス「乗継ポイント」が開始します。

e METRO会員のPiTaPaまたはICOCAで地下鉄・バス・いまざとライナーを乗り継ぐとポイントが貯まるとの触れ込みですが、スマホ等のモバイルICOCAに乗継ポイントは非対応という、なんとも使えないサービスになっています。

便利だった大阪メトロと大阪シティバスの乗り継ぎ割引

大阪の地下鉄とバスの乗り継ぎ割引とは、ICOCAPiTaPaなどのICカードをリーダーにかざせば、自動的に100円割り引かれるサービスでした。

おそらくは、自宅のあるAから地下鉄の最寄り駅Bまではバスで、そこから目的Cまでは地下鉄で向かうようなケースを考えられていたのだと思います。

私の使い方は、往復で割引きさせていました。

たとえば、大阪駅(梅田)から「なんば」に行く場合、片道運賃が地下鉄240円、バス210円ですが、行き地下鉄→帰りバスにすると450円のところ、割引運賃で350円になります。

23%割引なのでかなりお得と言えますが、その額はあくまでも100円。しかもバスは時間がかかるので、微妙です。時間単価の高い仕事をされているなら、その分仕事するほうが良いですね。

私は仕事終わりに寝て帰ったり、次の仕事の時間調整に使ったりと、行きは地下鉄、帰りはバスのルートでよく使用しました。

ただ、新しく始まる乗継ポイントはモバイルICOCAには今のところ非適応との事です。対応するのかしないのかわかりませんが、私が恩恵に預かるのはもう少し先になりそうです。

Osaka Point新サービス「乗継ポイント」について

乗継ポイントの公式ページの説明を引用します。

e METRO会員登録をしたPiTaPaまたはICOCAで地下鉄・バス・いまざとライナーを乗り継いでご利用いただくと、「乗継ポイント」としてOsaka Pointが付与されるサービスです。 乗継割引は終了しますが、乗継割引金額を上回るポイントが貯まる他、貯まったポイントは、交通利用代金や、Osaka Point提携店でもご利用いただけるようになり、利便性が向上します。

(1)サービス開始日

2025年4月1日(火曜日)の利用からポイント付与の対象となります。

(2)ポイント付与対象券種

(3)ポイント付与条件・付与数

<ポイントが付与される条件>

  • 地下鉄とバスの乗継
  • 地下鉄といまざとライナーの乗継
  • 異なるバス系統の乗継(90分以内)
  • バスといまざとライナーの乗継(90分以内)
  • いまざとライナーの異なる系統の乗継(90分以内)
地下鉄⇔バス バス⇔バス いまざとライナー⇔いまざとライナー 地下鉄⇔いまざとライナー
90分以内での乗継
120ポイント
90分以内での異なる系統の乗継
230ポイント
90分以内での乗継
180ポイント
90分を超える乗継
60ポイント
- 90分を超える乗継
90ポイント

モバイルICOCAおよびApple watchICOCAには乗継ポイントは非対応

現状ではiPhoneAndroidApple Watch等のICOCAは乗継ポイントの対象外との事です。

なんやそれ。

ICカードを使っていない私にとっては、サービス改悪ですね。