大阪市交通局時代から続いていた、大阪メトロと大阪シティバスによる地下鉄↔︎バスの乗り継ぎ割引制度がなくなるようです。
定期券を持たない私も存分に使用してきた割引制度でしたので、非常に残念です。
その代わりに、2025年4月1日からOsaka Pointの新サービス「乗継ポイント」が開始します。
e METRO会員のPiTaPaまたはICOCAで地下鉄・バス・いまざとライナーを乗り継ぐとポイントが貯まるとの触れ込みですが、スマホ等のモバイルICOCAに乗継ポイントは非対応という、なんとも使えないサービスになっています。
便利だった大阪メトロと大阪シティバスの乗り継ぎ割引
大阪の地下鉄とバスの乗り継ぎ割引とは、ICOCAやPiTaPaなどのICカードをリーダーにかざせば、自動的に100円割り引かれるサービスでした。
おそらくは、自宅のあるAから地下鉄の最寄り駅Bまではバスで、そこから目的Cまでは地下鉄で向かうようなケースを考えられていたのだと思います。
私の使い方は、往復で割引きさせていました。
たとえば、大阪駅(梅田)から「なんば」に行く場合、片道運賃が地下鉄240円、バス210円ですが、行き地下鉄→帰りバスにすると450円のところ、割引運賃で350円になります。
23%割引なのでかなりお得と言えますが、その額はあくまでも100円。しかもバスは時間がかかるので、微妙です。時間単価の高い仕事をされているなら、その分仕事するほうが良いですね。
私は仕事終わりに寝て帰ったり、次の仕事の時間調整に使ったりと、行きは地下鉄、帰りはバスのルートでよく使用しました。
ただ、新しく始まる乗継ポイントはモバイルICOCAには今のところ非適応との事です。対応するのかしないのかわかりませんが、私が恩恵に預かるのはもう少し先になりそうです。
Osaka Point新サービス「乗継ポイント」について
乗継ポイントの公式ページの説明を引用します。
e METRO会員登録をしたPiTaPaまたはICOCAで地下鉄・バス・いまざとライナーを乗り継いでご利用いただくと、「乗継ポイント」としてOsaka Pointが付与されるサービスです。 乗継割引は終了しますが、乗継割引金額を上回るポイントが貯まる他、貯まったポイントは、交通利用代金や、Osaka Point提携店でもご利用いただけるようになり、利便性が向上します。
(1)サービス開始日
2025年4月1日(火曜日)の利用からポイント付与の対象となります。
(2)ポイント付与対象券種
(3)ポイント付与条件・付与数
<ポイントが付与される条件>
- 地下鉄とバスの乗継
- 地下鉄といまざとライナーの乗継
- 異なるバス系統の乗継(90分以内)
- バスといまざとライナーの乗継(90分以内)
- いまざとライナーの異なる系統の乗継(90分以内)
地下鉄⇔バス | バス⇔バス いまざとライナー⇔いまざとライナー | 地下鉄⇔いまざとライナー |
---|---|---|
90分以内での乗継 120ポイント |
90分以内での異なる系統の乗継 230ポイント |
90分以内での乗継 180ポイント |
90分を超える乗継 60ポイント |
- | 90分を超える乗継 90ポイント |
モバイルICOCAおよびApple watchのICOCAには乗継ポイントは非対応
現状ではiPhoneやAndroid、Apple Watch等のICOCAは乗継ポイントの対象外との事です。
なんやそれ。
ICカードを使っていない私にとっては、サービス改悪ですね。